高いながらも細々と売れている『難関大用語集解』ですが、
その注文をしてくださった方から、こんなメールをいただきました。
もうずいぶん前のことです。
<Kさん>
いつもでるとこ教材にはお世話になっております。おかげで先日の代ゼミセンターで97点、偏差値にして83をとることができました。ありがとうございます。今後もよろしくおねがいします。
<石黒>
それはすばらしいですね。
『難関大用語集解』はかなりハイレベルな教材ですので、
読みごたえがあるかと思います。
この調子でがんばってください。
ここからは通年授業を受講している方へのアドバイスなのですが、
過去問でも模試でも、間違った問題は、
ノートのどこを覚えていなかったせいなのかを必ず確認してください。
見つけられなければ、でるとこサイトの会員専用コンテンツ
「40面ノート検索」を使えば見つかるでしょう。
もっとも正誤問題で語句誤りタイプではなく、
内容誤りタイプの正誤文の場合は見つけることはできません。
授業では話しただけで、板書をしていない内容も多いからです。
そして、恐ろしいことに聴き取っていなかったところは、
メモを取っていないのはもちろん、
僕がしゃべっていた事実すら頭に残っていませんよね?
ここで聡明な人なら、
「自分は授業をしっかり聴いてないのではないか?」と考えますが、
そう考えない人の方が多いように思います。
だから授業中に「話をよく聴くように」としつこく注意したり、
理解度を確認する必要があるのです。
‘授業聴き取り度チェック’というわけですね。
その場でチェックしないと、
聴き取り度の低い人を引き上げることはできないのです。
ちなみに、あまりにも聴いてない人がいると、
授業中に直接指摘して注意します。
そういう生徒は教室の後方に座っていることが多いので、
かなり声を張り上げることになりますが、仕方ありません。
一方、指摘された生徒の方は恥ずかしくなるのか、
その後授業に来なくなる場合が時々あります。
でも、それも仕方ないことと思っています。
何しろ聴いてもらわなければ成績は上がらないのですから。
合格は保証できないのです。
もっと別の方法で学習すべきタイプの人なのでしょう。
もう少し大人になったら大丈夫かもしれませんね。
このブログを読んでいる人は、意識の高い人が多いでしょうから、
こうした注意のために授業時間が奪われてしまうのを、
迷惑に感じているかもしれませんね。
すみません。
ちなみに derutoko.com の映像教材の場合は、
そうした注意をすることはほとんどありませんから、
無駄なく授業が展開されています。
逆に言えば、注意されないと聴けないような人の場合は、
映像教材は不向きだとも言えますね。
それぞれの特性を生かして受講してください。