‘受かる人’に必要なスピード

最近、Twitter用のbot(自動ツイートシステム)作ろうとして、blogの記事を最初から読み直しつつ、文章を引き抜いています。スタッフの談によれば、記事は2千件を越えるんだそうで、全然作業が進みません。正直参りました。でもそれを言うなら、実はblogを引っ越そうともしており、そのためには無数にあるリンクを貼り直さなければなりません。その作業はスタッフがやっているのですが、これまたなかなか仕上がらないようです。

それにしてもこれだけ書いているので、すでに学習法のほとんどはblogを探ればわかるようになっています。ところが、時々「勉強の仕方がわかりません」とか「ノートの復習の仕方がわかりません」と聞きにくる人がいるのです。これ、冷静に考えると疑問が湧いてきます。というのは、僕が各校舎に行くのが週に一度だけだからです。ってことは勉強法がわからない……って言ってるうちに1週間経ってしまったってことじゃないですか。そんなに放っておいていい問題じゃないはずです。

動きの早い人は、先日の記事のようにメールで問い合わせていますね。もちろん僕も急ぐべきだと思って、できるだけ即返信します。なんという落差でしょう。いずれ入試の結果にあらわれてしまいますよ。たとえば後藤君なら、次の授業までに復習を終わらせることを絶対の締め切りにしていましたよ。受かる人と落ちる人の違いは、こんなところにもあるのです。

こういう物事をやりとげるスピードって、人によって実に違います。今は世の中あらゆることが速くなっていますから、社会に出るともっとスピードが求められます。スピードが出せないなら安い給料であたりまえなんです。その逆に上を目指す人たちは、この受験勉強からして作業スピードを上げることをしてみましょう。もちろんやみくもに突進するのはバカです。情報収集をした上で、強い意志でもって作業に取り組むべきです。

そういえば受験で鍛えたスピードを資格試験に応用して、司法書士に受かった人がいました。なんとたった5カ月の勉強で合格したのです。史上最速なんじゃないかって言われています。もちろん「しゃべり勉強」なんですが、それを専門学校の先生方に話したら、信じてもらえなかったそうです。ちょっとニヤリって思いませんか?

日本史事始

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