冬期講習の合間に五島美術館に行ってきました。最近は陶芸をやっているので茶碗に興味があるのです。そこに僕が一番好きな陶芸家の本阿弥光悦の茶碗が2つ展示されていました。
手前のはがきに写っている黒い茶碗が光悦の作品です。これと似た形の光悦作品に「不二山(ふじさん)」という茶碗があって、そちらは国宝指定されています。日本で作られた国宝の茶碗はわずか2点だけ(!)というのに入試ではめったに問われません。20年くらい前に早稲田で出題されたくらいで残念です。もっともその頃は茶碗に興味がなかったので解けなかったのですが(笑)。
そんなこともあって1時間以上もこの黒い茶碗に張り付いてました。いつかこんな茶碗を作りたいものです。