島根・山口の旅(3)

タイトルを見て、ツウな読者の方は「えらい間の抜けた続編だな」と思ったかもしれませんね。はい、12月に旅行した話の続きです。

実は昨日、藤沢とあざみ野で新高3生向けの体験授業があって、そこで四国艦隊下関砲撃事件の話をしたのです。下関の写真をアップするならこのタイミングだろうと、前から時機をはかってたんですよ。……ってちょっと言いわけくさいでしょうか。

さて、受講した方はこの写真で下関を実感してみてください。

下関その1
上の写真は山口県の下関(しものせき)で撮ったものです。目と鼻の先に見えている陸地が九州。この海峡がいかに狭いかがよくわかるかと思います。下関はかつて馬関(ばかん)とか赤間が関(あかまがせき)などと言われた場所で、1185年には壇の浦の戦いがありました。写真の左手に見える銅像はそのとき大活躍した源義経です。戦っている相手は平氏ですが、この人のフルネームは入試に出ないのでスルーです。

下関その2
そしてこちらは長州藩が外国船に向けてぶっ放した大砲のレプリカです。義経像の近くに配備されていました。幕末当時はこんな感じに大砲を並べた場所がいくつかあったようです。でも、イギリス・アメリカ・オランダ・フランスの四国連合艦隊に攻撃されると、あっさり制圧されて大砲は破壊されました。

歴史を知ってその地をめぐるというのは、いろんなことが実感できてなかなか楽しいものです。

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