明治の出題傾向がわかる!? 明治大学博物館

風景画が好きなので、先日、上野でやっているターナー展を観てきました。絵のすばらしさもさることながら、歴史の場面を描いた作品や、ターナーという画家の人間性とかにも惹かれました。つい画集を買ってしまいました。

ターナー展カタログ

その後、前から気になっていたお茶の水界隈を回りました。乗換駅としてはよく使うものの、駅周辺は楽器屋にしか行ったことがなかったのです。受験に関わるものとして、それはまずいですよね。

というわけで、まず向かったのはニコライ堂です。日本ハリストス正教会の創設者であるニコライが建てたもので、設計者はコンドルです。鹿鳴館の設計をしたことが有名ですね。

ニコライ堂

次に向かったのは湯島聖堂です。ビザンチン様式のニコライ堂とは真逆の雰囲気で、そのギャップがたまりません。入り口の上に「大成殿」と書かれた額があるのが見えるでしょうか。

湯島聖堂

そしてもう一つ、明治大学にも行ってきました。ここには明治大学博物館があって、刑事部門の展示が前から気になっていたのです。

十手

江戸時代の岡っ引きが使っていた十手とか、犯人を捕らえるさすまたあたりは楽しく見ていられたのですが、拷問の器具や、はりつけ台とかになると背筋に冷たいモノが走りました。もっとも強烈だったのは、さらし首の台です。これはさすがに写真を撮るのはためらわれました。なにしろ本物なので、台の上には血の滴る首が置かれたことがあるはずなのです。その血も染みついているでしょう。実例写真も展示されていたので、その恐ろしさがよくわかりました。江藤新平がやられた「梟首(きょうしゅ)」、つまり「さらし首」ですよ。

ほかにも考古学分野の展示もあったのですが、かすんでしまってました。さすが「明治法律学校」で始まっただけのことはありますね。

というわけで、また一段と明治大学らしさをかぎとってきました。これを直前期限定販売の問題集『MARCH学習院あるあるチェック』に生かします。来週末には、詳細をお知らせできるかと思います。ご期待ください。

難関大用語集解

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