2つのブログ記事の、その後

先週の「双子の兄弟がノートを見比べた」という話は、みなさんの興味を引いたのか、結構大勢の方に読んでいただけたようです。その後ワセヨビの高卒生から、やはり別の予備校の友達と授業を比較しあった話を聞きました。その友達はある中堅予備校に通っているそうですが、なんとそこの先生が、わざわざ授業で僕のことを批判しているのだそうです。「俺ってそんなに有名か?」とか、「よくそんな暇があるな」とかいろいろ笑えるわけですが、すごいのはその友達です。40面ノートを見てレベルの高さに驚き、「自分の先生の言ってることの方がおかしい!」と気づいてしまったんだそうです。
予備校の授業は教養講座ではないので、あくまでも入試に出るかどうかで扱う内容を分別しなければなりません。ところが世間では意外とそうなっていないようです。おかげで当方の受講生が優位に立てるというわけです。受講生のみなさんは授業で、地方の方は derutoko.com 教材で、本当に受験に役立つ知識を吸収してください。

さて、一昨日「近現代を1学期にどう勉強するか−高卒生と現役生からの質問」の記事をアップしたところ、鈴木君からメッセージをいただきました。この速さが現代のネット社会ですよね。すぐに相談者のOさんに転送しておきました。そのやりとりを紹介します。

<鈴木慶太君>
5月25日のブログのO君と、昨年度同じ状況だったので、少しでも役に立てればと思って、メールを差し上げました。
私も石黒先生の意見に賛成です。
これから差がついていく近現代だからこそ、どんどん自分で進んで勉強したい(特に去年のノートがある場合)というO君の気持ちは良くわかります…。しかし、去年石黒先生の授業をキチンと受けていたとなると、他の受験生よりも近現代のベースはできていると思います。私自身、2学期の授業は1学期以上に集中して、理解して受けることができました。(石黒先生が板書するタイミングとほぼ同時にノートを書くようにして、先生の話す内容を全部吸収しました☆石黒先生もおっしゃっていましたが、本当に2学期は1学期よりも、話す内容が濃いように思います)
だからこそ、そのアドバンテージを利用して、英語の勉強をやっていくべきだと思います。日本史の場合、石黒先生の授業と並行して過去問・問題集を解くという形がベストです!!それで十分に間に合いますし、英語と国語も合格点までもっていけるようになると思います。

<Oさん>
夜分遅くになってしまいすみません(>_<)!鈴木さんからのアドバイスびっくりしました!!!嬉しいです!(^o^)ありがとうございます!石黒先生も鈴木さんも、おっしゃっていた通り、やはり今は英語や国語に時間を割きたいと思います!今しっかり習っているところを完璧になるまで繰り返し何度もやることにします! 私は国語が苦手で今正直、英語と国語でいっぱいいっぱいになってしまっていて、そんな中、すきま時間を見つけて日本史を少ない時間でやることと石黒先生がおっしゃっていたことは、これかー!!と今さらながら改めて思いました!今はドライヤーやりながら文化史覚えています!授業で習った範囲の文化史は完璧にしたので、これからは頭の中で歩いている時などやることにして、ノートの方にもっと時間を割くようにしたいです!(中略) 長々となってしまいましたが、石黒先生、鈴木さんありがとうございました☆ 彼女は苦手だった荘園もようやく理解できて、好きになったんだそうです。これで「理解する」ステップまでは大丈夫なのでしょう。後は「覚えきる」ことと、「問題を解く」ことができればOKです。それぞれ復元と問題演習で試してみてほしいと思います。