先日、新しい映像教材の製作の打ち合わせのために、早稲田大学のすぐそばにある某社を訪問しました。そうしたら向こうの方がおもむろに『でる日講義−つながる近現代−』を出してきたので、スタッフと二人で仰天しました。もう2年も前に購入なさっていて、それを見てお声を掛けてくださったようです。
それにしても映像担当の方だけあって、「黒板にきっちり書かれてますよねえ」と妙なところを誉められました。画面の枠ぴったりに線を引いたり、文字の大きさをそろえて行数もぴったり書いているのです。我ながらバカだなあと思いますが、見やすい映像にしあがっているはずです。
ところで、今日は夏の講座についての質問を紹介します。
<Hさん>
こんばんは。藤沢の河合塾で講座を受講させていただいているHです。上智大学の文学部志望なのですが、上智の日本史対策講座というのは滅多にないので、早慶上智プレミアムの講座をぜひ受講したいと思っています!そこで、もしその40人に入ることが出来た場合、河合塾の夏期講習で他にも日本史の講座をとったほうがよいですか?ちなみに近現代史は4月から学校で始まりました。お返事よろしくお願いします。
<石黒>
ありがとうございます。講座を設けたかいがあります。申し込み開始直後に申し込んでいただければたぶん大丈夫だと思いますが…。
それより上智でしたら、何をおいてもまず文化史対策をしてください。全国でもっとも難しい文化史問題を出題しています。確実な学習方法は映像教材『でる日講義−とことん文化史−』です。他の方法はブログなどをごらんになって検討してください。その次に価値があるのが「総合日本史演習(発展)」というわけです。近現代は学校で骨組みができているならそれで結構です。
<Hさん>
(前略)先生のサイトを見ていて文化史と年代が多く出ることを知りました。のちのち先生の「上智コンプリートミッション」を購入したいと思っています。『でる日講義−とことん文化史−』で本当に本当に文化史をやりたいのですが、私立に通っていることなどで予算的に購入することを少しためらっています…。先生にいただいた、文化史の説明文が一面に書いてあるものはDVDと同じ内容なのですか?『でる日講義−とことん文化史−』でやることが最善だと思うのですが、私の勝手な質問にお答えいただきたいです。よろしくお願いします。
<石黒>
全然違います。予備校ではあまり大きな声で言えないのですが、あの細かい字のプリントはあくまでもABランクを説明しただけのプリントです。あれだけでは日東駒専にすら受かりません。文化史を独学するなら、飛鳥文化から始まる16枚の「文化史プリント」にある用語を普通にをすべて習得してください。
一方『でる日講義−とことん文化史−』は、仏教史とか美術史、教育史など、テーマ別でA~Dランクまで講義したものです。こちらにサンプル映像があるのでごらんください。ちなみに値段はそれなりにしますが、予備校の講習で文化史を受講すると、夏と冬の2講座になります。それを考えるとあまり違わないと思います。ちょうど昨日藤沢にきていた慶應文学部合格者も、「でる日文化史って、予備校で講習取ること考えたら、別に高くないですよね?」と、まさに昨日言ってくれました。
<Hさん>
詳しくありがとうございます!そう考えるととってもお得かもと思ってきました!親と相談してみたいと思います。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします(*^^*)
文化史の学習法については、こちらに詳しくあるのでごらんください。
また、上智対策は「日本史道場」でも行います。こちらではMARCH学習院対策など、さまざまな大学の特徴をピックアップして講義します。よろしかったらどうぞ。申し込み開始は、いよいよ、本日夜8時からです。