河合塾卒業生前川君の失敗談と教訓

今年の夏は、予備校が計画停電対策シフトを取っているため、1日の授業が5コマ相当のタームが3つもあります。その反面、震災後の引き籠もり生活で身体はなまってしまっています。このため体力をつけて準備万端整えておかないと、夏を乗り切れません。受験生の場合なら、体力面より精神面での中だるみの方が心配ですが、僕の場合は完全に逆です。
そんなわけで5月15日は高水三山に登ってきました。JR青梅線御嶽駅から登って、軍畑駅に降りてくるルートです。コースタイムは約4時間(休憩抜き)です。

さて、今日は、第3回ハーフサイズ模試で満点を取った前川君からのメッセージを紹介します。非常に印象深い人で、エピソードもいろいろあるのですが、今回はこうしたメッセージにはめずらしく「失敗談・教訓」を書いていただきました。

昨年度受験した前川大介です。早慶すべて補欠でおわり、結局立教、立命、成城が合格校となりました。こんかいはその失敗談・教訓をかきたいと思います。(月並みだとおもいますが。)おもに藤沢現役館塾生向けです。

昨年、一年間石黒先生には本当にお世話になりました。今年度も定員overになっていることでしょう。
まず初めに、今年授業を受けている人、なるべく黒板近くで授業を受けたほうがいいと思います。集中度、吸収量ともに大きな差があるし、前に人の頭が見えない分黒板に集中できるし、後ろのほうのけだるい雰囲気を感じずにすむというのも利点です!!録音しようか迷っている人がいるかもしれませんが、絶対したほうがいいですよ!というのも、夏休み、受験直前期などの授業がない期間などにはノート復元だけでなく、録音を用いた授業復元もやったほうがモチベーション継続、内容充実ともに効果があると思います。
たぶん初回の授業で話があったと思いますが、石黒先生のノートは洗練されたデータに基づいてのものです。もちろん授業中にも「●●大はよく出すよ!」なども貴重なデータです。惜しみなくメモするべきです。受験校がきまってないって人は全部メモする勢いで!板書が精一杯で余裕がないって人はさっきいった通り、録音したやつからメモをとるなど手を尽くしてください。
くどく言いますが、石黒40面ノートのすごさはを本当に実感できるのは、模試でもなく、定期テストでもなく、受験本番です!これが出たあれが出たのオンパレード…….まさしくニヤリです。
あと授業に関して言えば、疑問に思ったことはちゃんと質問しに行くべきです。自分自身うざいくらい授業後、先生に質問にいきました。余程のことでもない限り、気さくに答えてくれますw

ここからが本題です。なんといっても石黒日本史のつよみは、ほかの人に比べて日本史の勉強時間を少なくできることだと思います。それで、得点が取れる!しかし、それに浮かれて全体の勉強量を下げてしまってはどうしようもありません(事実自分の最大の敗因です)。得点がとれる!っていってもそれは先生に言われたことを当たり前にやった人のみです。それに残念ながら入試は英語がかなりの合否を分けます。英語が不得手の人はもちろん、日本史、国語で点数を稼ぐ!で合格もありますが、やっぱり早慶レベルになると、英語はある程度のレベルまで持っていかなくては合格はあり得ません。身をもって体感したので、責任を声を大にして言わせてもらいます。英語が苦手だと思う人は今からコツコツ日本史と平行してやっていってください!もちろん日本史の赤本は6月から!文化史も忘れずに!貪欲に貪欲にがつがつと!
今年は震災の影響もあり、いろいろ支障をきたすことも多いかと思います。けれど、それにめげず一年間やりぬき見事早慶合格をもぎ取ってください!陰ながら応援しています!
(早慶上智プレミアム日本史!とったほうがいいですよ。)

「早慶上智プレミアム日本史」の受付開始は22日からですが、「日本史道場」は先ほど受付を開始いたしました。まだ空席がありますので、ふるってご参加ください。

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