この5日間は、河合塾藤沢現役館で夏期講習をやっています。
例年と違い、今年は他の校舎から、
見知らぬ高卒生が何人も来てくれました。
去年の通年受講生も来てくれているのですが、
どうもそれ以上の数の見知らぬ高卒生がいるようなのです。
そして、ある高卒生から衝撃的な事実を聞きました。
通年授業のテキストにある遣唐使一覧の表を、
「全部覚えろ!」と言われたそうなんです。
表を見せてもらい、不要なものをバッサバッサと削っていったら、
だいたい3分の1の情報量になってしまったのです。
聞きに来た彼は呆然としていました。
まあ、そうですよね。
だって覚えろって言われた情報量の3分の2が、
要らないものだったのですから。
でも、容易に想像がつくのは、
ほかにも要らないものをいろいろ覚え込まされてるってことです。
これがギャグなのは、この質問の主が、
「日本史講師に抱く不信感(1)」のH君だったってことです。
そのときの話では、
講師は用語ごとの出題ランクを知ってるって話だったんですよ?
世の中には出題データを重んじない人もいます。
だけど、いくら大は小を兼ねるといっても、
3倍も覚える余裕なんてあるのでしょうか?
そんなことをしていたら英語が落ちますよ。
この話を読んで笑えた人は、
真実の出題情報をもとに奮闘してください。
必ず報われますよ。
勝って当然なんです!