夏の終わりの大和路(5)

昨日の問題を解いていない人は、この続きを読む前に、
ぜひ、昨日のエントリーをお読みください。


正解は、箸墓古墳でした。
「倭迹迹日百襲姫命」の条件だけで答えるのは難しかったでしょうね。
1999年の早稲田大学法学部や2000年の立命館大経営学部などで、
出題されています。
卑弥呼の墓とも言われている古墳です。
また、遺跡名は纒向遺跡でした。
「まきむくいせき」と読みます。
漢字を書かせることはないと思いますが、
「纏向」と表記されていることもあります。

前期古墳の最大の前方後円墳というものの大きさを実感したくて、
行ってみたのです。
おかげで三輪山との位置関係も体感できました。
JR桜井線の「巻向駅」から歩くのですが、
電車が1時間に2本しかないというのに時刻をメモしなかったため、
帰りはタイミングをはずしてしまい、待ちぼうけをくらいました。
ふだんの時間にキリキリしている生活とは、
違う時間の流れに身を置いているように感じたほどです。