関西にお住まいの受験生から質問を受けました。
地方の見知らぬ方からメールをいただくことも多くなり、
ありがたい限りです。
<Oさん>
初めまして、関西在住のものです。浪人で早稲田大学を志望しています。今年の早稲田の社会の解答速報でこのサイトを知りました。ちなみに今年は、国際教養とスポーツ科学以外すべての学部を受けましたが見事にすべて不合格でした。さらにあれだけやったと確信できる日本史は、ほとんどが平均点と同じかそれ以下でした。現役の頃、日本史は、先生がおっしゃるダメな方法の一問一答の丸暗記をしていました。模試では、偏差値70を取れたり自分の力を確信しすぎていたんだと思います。今、浪人になって始めた先生の読むだけ日本史を読破したので、でるとこ教材を買わせてもらおうと思うのですが、いっぱいありすぎて何を買えばよいかアドバイスをいただきたくメールさせてもらいました。ちなみに僕は、早稲田ならどの学部でもいいと考えています。出来れば、今年80%取れればと思っています。では、よろしくお願いします。
<石黒>
derutoko.com 教材の購入をご検討くださり、
ありがとうございます。
それぞれどの教材が有効なのか、
分かりづらくて申しわけありません。
早稲田を目指すのであれば、
どの教材も100%吸収するつもりで取り組んでくださって良いのですが、
現在のOさんの学力によっては、
必要のない教材もあるかもしれません。
まず基礎的なものでは、
前近代の問題集『日本史事始』、
通史・文化史を網羅した正誤問題集『あるある正誤問題』があります。
これらは、『読むだけ日本史』で勉強したことの
力試しになるかと思います。
また映像教材『でる日講義−つながる近現代−』は、
近現代の政治史の基礎を学習するには最適の教材となっています。
ただ、Oさんが
基礎レベルの学習はもう済んでいると感じているのであれば、
発展的な教材に取り組んでみても良いかと思います。
『難関大用語集解』や、前近代のテーマ史を扱った
映像教材『でる日講義−経済・外交史(前近代)−』・
沖縄北海道史と女性史を主に扱っている
『でる日講義−アラカルト−』が、それに当たります。
もしこれらを学習して基礎的な知識が足りないと感じた場合は、
前述の基礎教材に取り組まれると良いかと思います。
また政治史だけでなく、文化史や史料の対策も不可欠です。
『でる日講義−とことん文化史−』と『どこでも史料問題』をどうぞ。
<Oさん>
自分は、とりあえず基本的なことは、覚えれていると思います。だから、発展の教材を買わせてもらおうと思います。凄く参考になりました。
去年の誤った勉強法から脱却したようで、頼もしいですね。
今年こそは、ぜひ早稲田に合格できるよう祈ります。