某大学で作問のアドバイスをしました

先日、めずらしい仕事をしてきました。
大学の入試担当者の先生に
入試問題についてお話をするというものです。
大学名はもちろん伏せますが、
準難関大とも言えるレベルの大学です。
そんな大学が予備校講師の意見を聞くというのは、
大変珍しいことです。
「俺の問題に文句あっか!」
と言わんばかりの傲慢な姿勢の大学が多いというのに、
非常に真摯な姿勢で作問されていて驚きました。

お話ししたのは、その大学の問題の良し悪しや他の大学との比較、
さらには作問の際に注意すべきことなどです。
こうした話は非常に得意な分野ですから、
1時間半しゃべりまくってきました。
もっとも、比較的きちんと作問されているため、
ケチをつけるところは少なかったのですが、
それでも当方の話を熱心に聞いてくださり、恐縮しました。
作問ミスを連発しているにもかかわらず、
一向に問題を改善しない某S大学とは全然違いますね。
受験生をバカにしている大学は、
受験者数が減ったり、受験生のレベルが低下したりして、
いつか痛い目を見るんじゃないでしょうか。

今回伺った大学は、学生に対する愛情が感じられるだけでなく、
入試問題を一つの‘作品’としてとらえていました。
外見的には地味だけど、中身は充実している大学なのです。
どこか自分と似た匂いを感じてしまいました。

というわけでその大学を応援したくなってきたのですが、
いかんせん名前が出せません。
今後、教材やワセヨビのテキストに、
その大学の問題を多めに入れてしまいそうです。

ところで、卒業生で
まだこのブログを読んでくださっている方にお知らせです。
5月30・31日の早慶戦に行かれる方がいるかと思いますが、
うちのスタッフに早稲田大のチアリーダーをやっている人がいるので、
よかったら注目してあげてください。
非常に小柄なので上に乗ったりする役かもしれません。
彼女によれば、
「六大1ブスで有名な早稲田チアですが
 演技は六大1上手いで有名なので!!」
とのことです。
いやいや、彼女はかわいいと思いますよ!
とりあえず生暖かく見守ってあげてください。