極厚テキストへのギモン

昨年度の河合塾で通年授業を受けていた方から報告をいただきました。

<Kさん>
こんばんは。今更で大変恐縮ですが、受験の結果と今後の報告をと思い、メールさせていただきました。結果は早慶からMARCHまで見事にまるっと落ちまして、春から××(編注:予備校名が入ります)に通います。苦手な英語がまだまだ落ち着きをもって解けるほどの力をつけられなかった(焦りでテンパってしまい、集中できなかったんです(*_*))ことが一番の敗因かと思いますが、日本史も近現代に近づくにつれ、穴が多かったと反省してます。本当はもう一度石黒先生の通年授業を受けたかったのですが、通学の関係で断念することになってしまいました。一応××でも日本史の授業は受けることにしましたが、基本は40面ノートと、昨年録音したもの、それと石黒先生の教材を軸にもう一度頑張ってみることにします!!(もちろん英語に一番力を入れて!)また、講習の期間は河合塾にお邪魔する予定です。その時にはよろしくお願いしますm(_ _)mそれで、お尋ねしたいことがあります。
恐らく、今年度授業を受ける××の先生も石黒先生のようなデータに基づく授業はしてくださらないと思います。「なのに」…というより「だから」でしょうか、教材も物凄く厚みがありまして…添付させていただきました画像がそれです。昨年の授業で全く聞いたこともない語彙がこの中にあった場合、ちょっと見ておく程度で良いんですよね…?それとも、最早視界にも入れたくない!と無視すべきだったりしますか?それと、石黒先生以外の先生の授業を受ける際のコツなどありましたら教えていただけると幸いです。段々と予備校の授業も始まりお忙しくなってくる頃かと思いますが、御自愛ください。長文、乱文申し訳ありませんでした。

画像は差し障りがあるといけないので紹介しませんが、
前近代2冊、近代2冊、現代およびテーマ史1冊に問題集1冊の、
計5冊のテキスト(厚さ8cm)でした。
そして返信メールを書いていたところ、
Kさんからさらにメールをいただいてしまいました。

<Kさん>
こんにちは。先日、他の日本史の先生の授業と40面ノートとの両立について質問させていただきましたが、既にそのことについて石黒先生がブログに書かれていたのを今更になって知りました。お忙しい先生に二度手間をかけてしまい、本当にすみませんでした。ちなみに今日が予備校の開講日で、早速日本史も近現代の授業がありました。久しぶりに石黒先生以外の授業を受けてみて、今までどんなに充実した授業を受けていたのかに気付かされました。その先生の雑談の長いこと!初日にも関わらず内職したくなっちゃいました。どうしたものでしょうかね…。まあどうであれ、既に授業料は振り込んでしまっているので、なんとかその先生を活用してやろうと思います。長々と失礼しました。

<石黒>
ちょうど返信メールを書いていたところでした。
せっかくなので送りますね。
このテキストの厚さに驚いて、急遽ワセヨビで日本史だけ受講に来た、
女子2人のことを思い出しました。もう15年くらい前の話ですが。
たぶん「要らない内容」がたくさん入っているでしょうね。
その逆に必要な内容が入ってないってこともありそうですが。
さて「昨年の授業で全く聞いたこともない語彙」ですが、
それを「聞いたことがない」と言い切れるのか?
というのが心配です。
どこがヌケているのかは、自分ではわからないものですよね?
また、ノートやプリントに書いてあることに、
気づいていない可能性もありますよ。
そしてここからは宣伝になってしまいますが、
去年の通年授業をフォローする教材としては、
『難関大用語集解』があります。ご検討ください。

確かにこの手の話は、すでに何回か書いていますね。
同じような境遇の方がいたら、ぜひ過去の記事もお読みください。