立教大ちょっとだけ解答速報

昨日、ワセヨビ西船校に行った時に、
明治大学全学部日程の日本史で3問ミスだった女子高生がいました。
それで合格したとのことでした。
全学部日程は激戦区なんですが(倍率は10倍だったそうです)、
やはり正解率90%越えは強いです。
高校2年生のみなさん、このレベルの学習をすべきですよ!

そして、こちらは立教大学法学部で9割取れた方からの質問です。

<Iさん>
はじめまして、南浦和校に通っているIと申します。諸事情で通年授業は取っていなかったのですが、先生の出版なさってる本をいつも愛用してます。先日行われた、立教大学法学部個別日程の問題で気になるところがあったので質問させてください。
大問II
問4.1853年5月にペリーが寄港し、根拠地としたのはどれか。
aアモイ bシンガポール c那覇 dマニラ
見た瞬間正直焦りましたが自分なりに考えてみました。まず、アメリカの領土となるのはまだ早い気がしたので、dマニラを消しました。そして、c那覇は琉球とアメリカが条約を結んでいたのは、先生の講習で聞いて知っていたのですが、根拠地というのに引っ掛かり、消しました。そしてaとbで悩んだ挙句、勘でaにしてしまいました。
帰宅してから、いろいろ調べたのですが、那覇だったのではないかと思いました。ちなみに、この問題は覚えるべき問題だったでしょうか?ご指導よろしくお願いします。
それと、報告です!大問Iは仏教美術史のオンパレードでした。映像教材を使っていたので全問正解できました。総合パーセンテージでは論述を除いて、90%を越えました。石黒先生のおかげです。ありがとうございました!15日から始まる早稲田受験、頑張ります。

<石黒>
これはペリーが1853年に浦賀に来航した際に、
琉球経由で来たことを知っていれば解ける問題でした。
「根拠地」という部分には疑問が残るものの、
「寄港」から導き出すわけです。
通年授業では触れている内容です。
考え方のプロセスとしては、
マニラを「アメリカの領土となるのはまだ早い」と考えた点は、
なかなか鋭かったと思います。
それにしても全体で9割越えているならたいしたものです。
仏教美術史の問題を見るのが楽しみになりました。
その大問で全問正解というのは、
他の受験生と比較してかなり優位に立てたでしょうね。
文化史をなめている受験生はゴマンと居ますから。
明日からがんばってください。