続・ぞーさん先生

考えてみたのですが、余談の多い冗長な授業を受け続けると、
生徒は授業を軽視するようになるんじゃないでしょうか?
だって、いくら授業を聴いても問題では出会わないのですから。
たぶんこんなことのくり返しですね。

 授業を聴く
  ↓
 入試で重要なのかな……?
  ↓
 問題を解く
  ↓
 出なくてがっかり

こんな経験をくり返したら、
授業の全部を吸い取る気はなくなりますよね?
スタッフが言っていました。
「だから生徒を責めちゃいけないんですよ。
 授業の全部が必要なんて思っちゃいないんですから」
もう、うなだれるしかないですね。
とりあえず、僕の授業および教材は、いらない話は入ってないので、
できるだけすみずみまで吸い取ってもらいたいです。
そういう意味では‘集中力の有無’がカギとも言えます。
授業の途中で気が抜けている人がちらほらいますが、
そういう人は後で録音を聴き直したりしてください。
もちろんそれは時間のムダなので、
本当は授業中に取ったメモを見直す方が早いんですけどね。

ところで、昨日の映像授業の話ですが、
その後、某所で関係者から直接話を聞く機会がありました。
実は視聴者からは簡単でレベルの低い授業が好まれるんだそうです。
難しいレベルになると視聴回数が少ないのでしょう。
なるほど、ありそうな話ですね。
ってことは、もしかしたら僕が見た日本史の先生も、
わざとくだらない話をしていたのかもしれませんね。
カンタンさをアピールするために。
うーん、実にショーバイです。
derutoko.com にしても映像教材は売れないと困るのですが、
その一方で受からない教材を作っても意味がないと思っています。
どうせ作るのならきちんとしたものを残していきたいのです。
‘やるならとことん’の精神です。