文化史って何ですか?

大学入試の日本史というものの全体像をつかめていない人は、
意外といるようです。
問題のレベル、それを解くための方法、
また、解けるようになるための習得方法、
実にいろんな点で「わかっている人」とそうでない人がいるのです。
僕の通年授業を毎週受けていても、
そのあたりがつかめない人は結構います。

今日は、地方の受験生からの質問メールを紹介します。

<Wさん>
今回も質問があるのでメールさせていただきました。私は塾に通って授業を受けているのですが日本史に関して文化史が何なのかよく分からないんです。体験談を見ていると「でる日講義」の良さが伝わってきているのですが購入しようか迷っています。「でる日講義」が国立大学受験にも対応できているのか気になったので回答よろしくお願いします。お忙しいと思いますが体に気を付けて頑張ってください。それでは失礼します。

<石黒>
「日本史に関して文化史が何なのかよく分からない」というのは、
どういう意味でしょうか?
「文化史」と呼ばれる分野が、
どういうものを指すのかが分からないということですか?
一般には「飛鳥文化」から「戦後の文化」までを、
文化史と言いますが……。

<Wさん>
分かりにくい質問をしてすみませんでしたm(__)m お恥ずかしい話ですが、文化史の分野自体よく分かっていませんでした。なので時期的に遅いかと思いますが「でる日講義」のお試し版を買ってみたいと思います。お忙しい中、回答ありがとうございました。また質問するときはよろしくお願いします。お忙しいと思いますが体に気を付けて頑張ってください。それでは失礼します。

<石黒>
まさかとは思いましたが驚きました。
塾に通っていてもそういうことがあるのですね。
Wさんの志望大学は首都大だったと思いますが、
文化史の出題はしっかりあります。
2006年の大問2などは、
ひねった問題の作り方のせいで解きにくくなっていますが、
基本的には『でる日講義−とことん文化史−』で、
対応できると思います。
受講した上で論述対策に取り組む必要はありますが。

でるとこサイトに、
こういう基本的なことが瞬時にわかるコンテンツが必要ですね。
やりたいことはたくさんあるのですが、実に人手が足りません。
受験日本史がわかっていてWebの作れる人っていませんかね?