その時石黒が動いた

受験生のみなさんは相当せっぱ詰まってきたかと思います。
僕もこの時期は、いろんなものが大詰めを迎えるので、
普通の速度で歩いている人ですら邪魔に感じてしまいがちです。
通勤、および校舎間移動は早歩きが基本で、
家から駅までは走ることもしばしばです。

それにしても今日はかなり走らされました。

いや、ゆとりを持って家を出たのですが、
駅に向かう途中、ふと気づくと履いている靴がこんなのだったんです。

間違えた靴

写真が見えない方のために、一応説明すると、
左足は茶色、右足は黒色です。
すでに玄関を出る時からしてあわてていて間違えたってわけです。
一応、歩きながら「なんか左足に違和感があるなあ」
とは思ってたんですが、家を出て4分、ようやく気づきました。
さあどうする!? ですよ。
走って引き返せばまだ間に合う時間です。
でもマジで走らないとアウトです。
ここで頭をよぎったのは、南浦和質問大会のメッセージでした。
なにしろ15日は南浦和での授業でしたから。

「あー、また生徒に靴、見られちゃったりするんだよなあ↓」

ってな感じです。
もう迷ってはいられません。
うだうだしていると時間的にどんどん不利になります。
まるで太平洋戦争開戦前夜の日本のようですね。
アメリカに石油の輸出を全面禁止されて、追い詰められた話です。
石油は刻一刻となくなっていくのですから。
ハイ、一応、受験に振っておきました。
というわけで意を決して全力で駆け戻り、
急いで履き替え、再び駅に向かってダッシュしました。

今思えば、
そのまま予備校に行ってしまえばよかったかもしれませんね。
だって、どうせここに書いてしまうのなら、
どっちにしろ恥をさらしちゃうわけですから。
そういえば、これと同じ失敗をした人がいたのを思い出しました。
昔、僕を予備校講師の道に引き込んだK女史です。
やっぱり左右別々の靴を履いて学校に行っちゃったそうです。
それも、新しい赴任先の学校の、たしか始業式の日だったと思います。
僕もK女史の神経の図太さには頭が下がります。
もっとも今現在も左足だけが痛いです。
ほんの10分、別々の靴を履いていただけなのに、こってるみたいです。

derutoko.comでは、スーツに合う靴を選んで、
玄関に並べてくれるスタッフを募集しています。

注:当記事のタイトルは管理人作です。