夜業十二時に及ぶこと稀ならず

受験生と言っても、その取り組み具合にはだいぶ落差があります。
寸暇を惜しんで猛勉している人がいる一方で、
とても受験生とは思えない‘ぬるさ’の人もいます。
いや‘ぬるい人’を全否定するわけではありませんが、
「へーえ、そんな程度の勉強でいいんだ?」
って思ってしまうのは事実です。
どこでそんな違いがわかるのか、と思うかもしれませんね。
確かに微妙な違いはわからないんですが、
ほんとに‘ぬるい人’は授業態度にはっきり出ます。
僕はそういう人のことが気になってしまうタイプで、
結構注視しちゃうんですよ。
あんまり自分の考えてることを暴露してもどうかと思いますが、
一つくらいチェック項目を書きましょうか。
‘ぬるい人’って、集中力がないのでつい時計を見てしまうんですよ。
「早く授業が終わらないかなー」って思うんでしょうね。
そこで僕は、その生徒が時計に目をやる頻度をチェックするわけです。
何しろ、周囲の人がメモを取りまくっている中で、
一人、それ、ですから、あまりにも浮いちゃって目立つんです。
あ、ちなみに時々「説教はいいから早く授業しろ!」
って感じで時計に目をやる人もいます。
その場合は「お、なかなかやるな」って思いますが、
そのわりに模試の成績がたいしたことなかったりすると、
ちょっとがっかりします。

というわけで、10日の僕の一日はこんな感じで終わりました。
出典と作者は何でしょう。

「労働時間の如き、忙しき時は朝床を出でて直に業に服し、夜業十二時に及ぶこと稀ならず。」

昨夜は1時に寝たものの、つい5時半に起きてしまい、
そして夜業12時に及んだわけです。
いや、まだ全然寝ませんけどね。
相変わらず出題データ入力と農村家内工業を続けますよ。

ここで、一通メールを紹介します。

<Sさん>
メールではお久しぶりです!!東京校のSです!お忙しい中すいません、相談したい事があります!冬期講習近現代と文化史とったのですがでるとこコンプリートをとり忘れてしまいました…でるとこコンプリートの勉強内容に関してどう補えばいいか教えてくださいお願いします!第一志望は立教です!

<石黒>
「でるとこ日本史コンプリート」が受講できないというのは、
抽選に漏れた河合塾生と同じような境遇にあるかと思いますので、
以下のブログエントリーが参考になります。ご覧ください。
河合塾の講習の抽選
抽選に漏れた人たち
基本的には、
『でる日講義−アラカルト−』を始めとした教材を使って、
細かい用語を貪欲に拾っていくことになるでしょう。

<Sさん>
そうですか、わかりました!!第一志望が立教なので本当に落とせないので、アラカルトを考えて購入しようかなと思います!後は先生の教材で頑張ります♪
今思うとめちゃくちゃ痛いです。今日本史以外信用できる先生がいないので、日本史以外いつも不安で冬期や直前もあんまり期待していない状況で申し込んだので、日本史の直前期の方をつい忘れて、もうありえないですよね!笑 でも日本史はどんな成績がでようが先生の事めちゃくちゃ信用してるんで全然不安ないです♪本当に信用できる先生がいるとすごい助かります♪笑 お忙しい中すいません、長文失礼いたしました。

立教大受験には欠かせない内容が、
『でる日講義−アラカルト−』には入っています。
だって、アレとアレとアレは立教大では定番ネタですから。
ごめんなさい、無料での情報公開はここまでにさせてください。