最近、「どうしても成績が上がらない」という相談を、
男子1人、女子2人の生徒から受けました。
男子の方は「問題が解けない」ということだったのですが、
今までの彼の様子もあわせて考えると、
いろんなできごとを正しく理解できてないのではないか……
という気がしました。
もっと早くに気づいていたら、
日本史のマンガを読むことを勧めたのですが、
この時期からだと、やや微妙かもしれません。
「とりあえず問題をたくさん解く中で、歴史事項を正しく理解していこう」
とアドバイスしたのですが、不安はぬぐいきれませんでした。
そして、女子の1人は、
「4月の偏差値が一番高くて、その後下がっている」と言うのです。
彼女の高校はすでに日本史の授業がだいぶ先まで進んでいるようで、
学校の先生の薦めで、某予備校の問題集をやっているんですよ。
で、その解説を見てみたら、
出題率Eランクの用語でも平気で太字になってるわけです。
それを律儀に蛍光マーカーでチェックしてたりなんかして、
「無駄なことこの上なし」な状態なんです。
やるべきことはノート覚えなんですが……。
ノートを覚えた上で、適切な問題集を解くことをお薦めします。
もう1人の女子は、
「友達は成績が上がってるのに、自分だけ上がらない」と言うんです。
授業中の様子を見るかぎりでは、
授業内容を十分理解しているように感じるし、
ブログやサイトや遺言なども参考にしているって言うのです。
これは不思議でした。
「どういうところで間違えてるのか、問題と間違えたところを教えてください」
と言うしかありませんでした。
その彼女には直接言わなかったのですが、
「でるとこ模試」では、一人一人の解答を分析します。
どう答えて間違えたかで、その人の弱点を見つけ出そうとしています。
先日、昨年のワセヨビ生で、校内模試で常に上位にあり続けたT君に、
10月29日に行われる模試の問題を解いてもらいました。
感想をいただいたので紹介します。
なかなかこの問題を50分は解き応えありますね。実力の差が出る問題だと思います。これで予備校またいで勝負できるなんて、かなりいいアイデアだと思います。自分が受験生の時代にやってみたかったものです。アチーブで毎回競い合った時を思い出しちゃいましたよ!(笑)
ということは、なかなかのレベルの問題に仕上がったようです。
明日はもう一人からの感想をお伝えします。