「とことん文化史」だけで早稲田に対応できますか?(2)

昨日の続きです。
文化史の勉強法についての質問を紹介します。

<Yさん>
昨年度河合塾藤沢現役館に通っていた者です。石黒先生のレギュラーの授業は受けていませんでした。行きたかったところに落ちたので浪人する事にして、何がなんでも早稲田に行きたいと思っています。河合塾○○校(編注:伏せ字にさせていただきました)に通う事に決めて、具体的に一年間の学習スケジュールを立てスタートを切ったのですが、日本史の文化史をどのようにやるか悩んでいます。河合塾のカリキュラムでは日本史にあまり時間をかけていないので、自分でやらなければならないと思います。そこでとことん文化史の映像教材をやりたいと考えているのですが、この教材は早稲田政経や慶應法などのトップに視点をおいて作っているのですか?毎日の授業の復習などで、なかなか時間がない中この教材をやるのはかなり厳しいと思うのですが、この教材をやれば文化史についてはほぼ全てを網羅出来ますか?この教材に取り組むなら全てをものにしたいという覚悟でやりたいので、そこを知りたいです。一年間のスケジュールとして、大体いつごろまでにインプンットして、問題演習に入れば良いのでしょうか?夜遅くにすいません。よろしくお願いします

<石黒>
お問い合わせありがとうございます。
早稲田対策の文化史の学習については、
『でる日講義−とことん文化史−』だけで十分網羅できます。
当教材は入試で問われる文化史の内容を完全にカバーしており、
約770分にわたって基礎から丁寧に講義していますので、
中堅から最難関大まで対策ができます。

問題演習に関しては、
映像授業の進度と付属の演習テキストで扱っている内容が
連動していますので、
章ごとに授業を聴いてまとめを覚え終えたら、
その範囲の問題を解くようにしていってください。
文化史にかぎらず通史もそうですが、
1単元を習得したらすぐに問題演習に入るものです。
なので1年間のうちのいつから演習するべきかと言えば、
言うまでもなく、すぐにでも習得して演習に入るべきです。

ちなみに、Y君のメールからは時間の使い方について
もっと工夫すべきではないかという印象を受けました。
ブログやサイトでは、
そうした時間のことについてもアドバイスが書かれているので、
あちこち見回ってみてください。

<Yさん>
お忙しい中返信ありがとうございます。ブログを見させていただいて、根本的に間違った考え方をしていたところもあり、改善すべき点が見つかりました。昨年は時間の使い方に失敗してやるべきことを全て出来ずに入試に挑んでしまいました。なのでこれからは石黒先生のブログから大切な情報をもらって効率よくやれるように努力します。また質問させていただくかもしれませんが、よろしくお願いします。

質問にお答えした2時間後にリアクションが返ってきたのですが、
ブログを読んで早々に気づいたとは、腰の軽さに驚きました。
高卒生はとかく、
今までのやり方に縛られてしまって頭が固くなりがちですが、
Y君のように、
アドバイスを受け入れる素地を持ってもらいたいものです。

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