業務再開

尾瀬の後には小淵沢に行っていたのですが、
結局、完全な休息とはいきませんでした。
ついつい「仕事しなきゃゴコロ」が湧いてきてしまって、
新しい本の最初の刷り上がりを持って行ってしまったのです。
校正をするためなのですが、これが失敗でした。
提出した原稿があちこち書き換えられており、
著者本人としては、「は?」となってしまったわけです。
ひらがなと漢字の使い分けとかも、当然意図して書いていますから、
それが書き換えられていると、元に戻したくなるわけです。
これがものすごい数になってるんです!

はあ↓

エライ作家でないと、元原稿は尊重してもらえないようです。
こういうことがあると、
普通の出版社から本を出すのがおっくうになってしまいます。
細かいことにこだわるタイプは、量産できないのでしょう。
でもまあ、プラスに考えた方がいいでしょうね。

いつかビッグになってやる! と。

ネットで良書を探して買うのが普通の世の中になれば、
derutoko.comの本も、もっと買ってもらえるんじゃないか……
と、夢見ています。

ところで、僕の休暇中もスタッフは働いてくれていたわけですが、
僕宛の質問メールの返信業務は止まっていました。
ようやく再開しますので、しばらくお待ちください。

写真はくつろぐはずの小淵沢の宿です。
中央には妻と娘二人が見えます。

小淵沢

……どこかの誰かの、ね。