新木場ダッシュ

今日は、くだらないエントリーです。
時間のない人は、スルーしてください。

サラリーマンと違って、多くの予備校講師は、
曜日によって違う駅に通勤します。
それでも、慣れてくると、電車の乗り換えに精通するようになります。
何両目で乗り降りするべきかを把握するのはもちろん、
乗り換え時間に余裕があるかないかも覚えてしまいます。

僕の一週間の中で、もっともダッシュしなきゃいけないのは、
稲毛海岸校の帰り道、新木場駅での乗り換えです。
ホームの階段降り口ぴったりのドアで、京葉線の電車を降りて、
ダッシュで地下鉄有楽町線の電車に駆け込むと、
ちょうどドアが閉まるというわけです。
しかも、それで帰宅すれば、夕飯のためのお気に入りの店に、
これまた閉店ギリギリで、飛び込むことができるのです。

そして、先週も今週も、
この「新木場ダッシュ」をばっちり成功させたんですが、
実は、どちらもそのお気に入りの店では夕飯は食べられませんでした。
先週は、京王線の事故のせいで、電車が止まってしまい、
家まで歩くことになり、帰宅したら24時を回っていました。
そういう日にかぎって、ギターまで持ってたし……。

そして今週は、有楽町線の中で仕事をしていたら、
市ヶ谷で降りそびれて、次の駅まで行ってしまったのです。
まあよくあることですけど。

あーあ。

そうなると夕飯は、24時間営業の松屋ということになってしまうのです。
ところで、今週は、そこですごい人を見てしまいました。
隣の女性が、ミートボールみたいなのを食べてるんですよ。
そんなメニュー、松屋にはありません。
彼女が持ち込んだ、スーパーのお総菜だったんです。
いや、それだけじゃなく、さらに、おにぎりまで普通に食べてました。

僕も、駅のホームや、電車の中とか、
いろんなところで、平気でおにぎりを食べますが、
松屋で食べる勇気はありません。
思わず写メールを撮ってみたのですが、
慣れないせいで、手ブレ写真になってしまいました。

でも、それを言ったら、もっとすごいのを日曜日に見ました。
藤沢の帰りの小田急線の中で、カップ麺を作ってた女性です。
僕は、その彼女から3席くらい挟んで座っていたんですが、
床にカップ麺を置くと、おもむろに水筒からお湯を注ぎ始めたんです。
あっけにとられたのは言うまでもありません。
そして、車内に匂いがたちこめてくると、
周りのお客さんは、一人、二人と、別の車両に移動していきました。
僕の隣の3人も立ち去りましたが、
パソコンを開いていた僕は、移動する方がめんどくさいのと、
顛末を見届けたくて、そのまま座っていました。
もちろん、3分後に彼女は麺をすすりはじめましたよ。
剛胆な人でした。

世の中は、だいぶ戦闘モードになっているようです。
僕も来週からはすべての予備校で授業が始まるため、
こっちも負けずに戦闘モードでいかないと! と思っています。