某予備校Tのオハナシ

今日は、
2月の私大入試まっさかりの頃に届いた質問メールを紹介します。
さすがに、
その時は当該予備校の受講生に動揺をあたえてしまうかと思い、
アップするのをやめたものです。
まあ、今ならぶっちゃけてもいいでしょう。
それでも、一応、伏せ字にしておきますね。

<Iさん>
南浦和のIです。今日立教受けてきました!
感想は…くだらないミスを何個かしてしまいました(-_-;)復習します…。今年はいつもに比べて簡単だったかな?と思います。日本史に限らず英語国語も難しいものではなかったと思います。ただ私は英語がものすごく苦手なので、私が解けたということは周りは相当できているのでしょう…。
日本史は今年も史料問題がありませんでした。いつもの記述穴埋めと下線部の問題でした。ただ今年気になったのは文化史の比重が少し増えたことです。それから穴埋めは結構基本単語を聞いてきたのですが、漢字注意のもの(聚楽第など)もちらほらありました。漢字間違いは今のところ大丈夫です!!
それから、大変なことを聞いてしまいました。T進ハイスクールのテキストは、国民学校令の説明が「義務教育8年とする」としかないそうです。なので私の友達はそれが実際に行われたと覚えていました!実施はされなかったんですよね?T進は生徒数が多いしテキスト・先生も同じだと思うので、これは試験前ニヤリですね!!

<石黒>
ここだけの話ですが、T進に通っていた生徒から、
そういう話をたくさん聞きます。国民学校令などはまだいい方です。
もっといろんな「抜け」がある一方で、
よけいなこともたくさん教わっているようです。
それはもうかわいそうなほどです。
まあ受講生自身はそれには気づかないんですけどね。
後は「くだらないミス」を極力なくして、こちらが完璧体制でのぞめば、
余裕で点差をつけられるんです。
立教大の全学部日程はだいぶ楽だったようなので、
慢心せず次の試験に備えてください。

今まで、毎年、「T進で授業を受けていました」って方から、
話を聞いてきました。
「代ゼミで……」という人も当然いるんですが、
なぜかT進が目立つんですね。
今年度にいたっては、T進で英語・国語を受講し、
日本史だけワセヨビに来てくれている生徒が、4人もいました。
いや、それだけでなく、でるとこサイトの教材を買ってくれた人や、
質問メールを送ってきた人もいて、
いろいろ状況を聞いてしまったのです。

受験日本史は、いかに効率よく学習するかがポイントです。
覚えるべき用語・内容、そして頭への定着のさせ方、
これを工夫することが非常に重要なんです。
受験のための勉強なんて役に立たないと思ってる人が多いようですが、
そのプロセスは、実にいろいろに応用できると思います。
もちろん、何の工夫もしなかった人は、応用も何もないんですけどね。
そこに「受験」の隠れたおもしろさがあると思います。