最近、昨年ワセヨビの現役クラスの授業を受けていたKさんから、
メールが来ました。
その一部を紹介します。
<Kさん>
こんばんわ、去年ワセヨビでお世話になったKです。
先生のブログちょくちょく拝見させてもらっています。
先日、冬期講習の事をブログ内で話していましたが、西船校で早慶難関大日本史と早慶最終チェックの講座を取ろうかとただ今検討しています。
代ゼミでの冬期講習の兼ね合いがあるので日時を教えていただけますでしょうか?お願いします。
私事ですが、2学期から代ゼミのカリキュラムに組まれている日本史の授業を出席するのやめました。
やはり、受験に関しての視点が違いすぎます。
それから、浪人生が出しゃばるなと言われるかも知れませんが、もしよかったら後輩にアドバイスしてあげてください。ワセヨビには部活の後輩も数人いると思うので…
アドバイスは、この時期になると近現代デビューする人がちらほら出てきて日本史が楽しくなります。日本史は英語と比べるとノートをやった分だけ成績が上がるので勉強が日本史ばっかりになっちゃいます。去年の俺も、俺等のまわりもそうでした。多分、そこが浪人した理由だと思います。やはり、受験は英語なのです(石黒先生には失礼ですが…)
先生のノートは、でるとこが明確で頭に残る板書が魅力ですが、最大の魅力が他の日本史受験生と比べて短時間で効率よく習得できる点です!
つまり、それだけ英語に時間回せるって事です。
多分、石黒先生も授業中に英語が大切だとおっしゃってると思います。
石黒先生のノートを有効的に使って英語中心の勉強にして下さいって事です!
何か機会があったら言ってあげてください。あくまで、浪人生の話ですがね…
<石黒>
アドバイスありがとう
自分ひとりで進める場合は、くれぐれもスローペース、
低レベルな学習にならないように注意してください。
<Kさん>
代ゼミの先生は受験日本史じゃなくて本当の日本史を教えたいと豪語してて…
山川の教科書の欄外のところを全部覚えろとか、あと授業のペースが遅すぎるんです。夏期講習、冬期講習を全部取らないと授業が終わらないんです。それってぼったくりですよね…
あと慶安の御触書の存在が疑問視されたじゃないですか。代ゼミの先生は二度と出ないと言っておりますが去年の経験から行くとまだまだ出るんじゃないかなって思うんですが、石黒先生はどうお考えですか?
<石黒>
慶安の御触書はたしかに最近は出題率が下がっていますが、
2004年早稲田教育で、
『慶安御触書』の「布」とは何か、衣料原料の名を書け
という問題が出ています。
実際の出題状況を見ていないのだと思います。
ちなみに、答えは「麻」ですよ。
アドバイスを十分参考にして、功利主義で勉強を進めてくださいね。
「要領が悪い」と言われてる人は大勢いると思いますが、
もっと頭をやわらかくして、いろんな戦法を取り入れてみてください。
受験勉強って「能力差」じゃなくて、「やり方の違い」で、
成果が大きく変わるものですよ。