通年授業が近現代に入って、うまく乗れているでしょうか。2学期になると、おそろしい下剋上がおこります。何年か前に、早稲田予備校西船橋校の現役生で、旺文社模試の日本史で全国1位を獲ってしまった生徒がいました。1学期の校内模試の偏差値は50くらいだったのに、です。彼の友達によれば、「あいつ、夏に変わったんだよ」とのことでしたが、驚きました。
何が転機なのか知りませんが、突然変わる人っているんですよ。この仕事をしていて一番おもしろいのが、そこですね。人が変わるのを見るのは、感動するし、なんだか力がみなぎってきます。最近もすごい人がいました。藤沢の生徒ですが、7月の模試の偏差値が、5月の模試とくらべて47もアップしたんですよ。なんでも、5月の模試の時は、あまりにもわからなすぎて、試験を投げてしまったらしいのです。その後がんばったそうです。しかし、たった2ヶ月でこの上がりぶりは異常です。「ノートの威力はすごいです!」と言ってくれたのですが、それ以上にすごいのは、彼のパワーでしょう。たぶん、今後これを超える記録はでないでしょうね。偏差値の落差が47! なんてありえないでしょ。
ところで、佐々木まりなさんからの遺言が届きました!今現在、サイト管理人と佐々木さんの間で微調整をしているところです。正式アップはもうしばらくお待ちください。でも、待ちきれない人のために、一部だけ抜粋します。
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一番多かったのは、歩きながら目の前にぱっとノートの形を思い浮かべて復習してみるという方法でこれが意外にも効果的でした。歩いている時は単語帳を持つわけにもいかないけれど、通学や学校の中など歩く時って多いよなぁ・・・と思って辿りついた「歩き復習」ですがさすがに歩く時間は多いだけあり、次々と進むんです。書くわけではないので、1ページを隅々までしっかりやっても10分以内には終わります。
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ちょっとすごすぎるんですが、復習にすごい時間をかけちゃってる人は、もう一度自分の勉強法を見直してみてはいかがでしょうか。
追伸 偏差値47アップの彼へ
テーマ実戦演習~差がつく経済史のアンケートで、僕が過労で倒れないかと心配してくれてありがとう。大丈夫です。むしろ冬期講習のハードスケジュールに向けて、鍛え中です。