南浦和現役館での一喜一憂(1)

今年は河合塾南浦和現役館が穴場の校舎になりました。
「早慶大日本史」などの講座が締め切らなかったので、
ここに受講しに来てくださっているのです。
普段はお会いしたことがなく、
ブログで僕を知ってくれていた人たちです。
筑波大に通いながら来てくださっている方もいれば、
はるばる仙台から来てくださった方もいます。
仙台のH君はすでに derutoko.com 教材を、
たくさん使ってくださっている人でした。
生授業の難しさに衝撃を受けているかと思ったら、
「学校より楽しいです!」なんてリアクションが返ってきて、
頼もしさを感じました。

別の校舎で受講している高卒生も何人か来てくれました。
誰もが悩むのは普段の授業の内容についてのようです。
ある女の子は、
「先生によって言うことが違うんです」と嘆いていました。
高校時代の先生からは「これをやってれば早慶に受かる」と言われて、
予備校に通ったらそれがウソだと気づいたそうです。
……もう定番ですね。
でも、予備校でA・B・C3人の先生に教わったら、
A先生は有名な先生だけど、どうもおかしいと気づき、
通年授業ではB先生とC先生に習っていると。
しかし、B先生は話はおもしろいけど、
「ここが重要!」って言うところがC先生とは違う……、
C先生の方が入試には精通してそうだ……となったんだそうです。
それでもまだ疑問を感じていたのか、ネットで僕のことを見つけて、
僕のところに受講しにきてくださったそうです。
そして、また僕は僕で違うことを言っているんだそうです。
彼女には、
「僕は教え方はおもしろくないかもしれないけどデータは本物ですよ」
と伝えておきました。
結構わかってくれたみたいで助かりました。
すでに『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』を、
使ってくれていたのがよかったのかもしれません。
あれを見れば、いくらなんでも出題データが重要だと気づくでしょう。

去年僕の通年授業をうけていたH君はこんなことを言っていました。
「今年の授業の先生が、
 早稲田で注意すべき用語を教えてくれるので、
 去年の40面ノートに追加してるんですが……」
と言うので、どんなのがあるのか聞いてみたら、
「紫微中台」と言うんです。
笑ってしまいました。
その用語が早稲田で出る根拠を知りたいものです。
その先生は基本しかやらない先生らしいのですが、
ABランク用語の後に、
突然Fランク用語を教えているところが爆笑ものです。
CDランク用語をちゃんと教えるべきだと思います。

それにしてもみんな素直ですね。
素直すぎると悪い人に騙されちゃいますよ……。

喉が痛いにもかかわらず、思わず書いてしまいました。
続きはまた明日!