石黒の授業の受け方
予備校の授業は受けるべきか
高校1年から予備校で日本史を受講してきて、学校のテストでも高得点を取っている方から質問をいただきました。すでにだいぶ前にいただいた質問ですが、そろそろ新学期からの受講を迷う人が増えていそうなので、ここでご紹介します。 <Kさん> 千葉県の×...
部活で予備校の授業に出られないときは?
先日、河合塾南浦和現役館で高校2年生向けの体験授業がありました。埼玉県は部活のさかんな高校が多いのか、部活を引退するまで予備校の授業に出られないという悩みをよく聞きます。授業後に直接相談に来た人もいましたし、その後もこんな質問をいただきまし...
石黒の通年授業を受けるにあたって
河合塾で僕の担当する春期講習は、今日で4日間の最終日を迎えます。通年授業は何を取るか、まだ決めかねている人もいるでしょうか。先日も職員の方から、授業内容について生徒からよく質問されると聞き、お答えしました。今日はその内容を紹介します。迷って...
模試で目覚める河合塾生
河合塾のマーク模試でよい点数が取れた、という報告があいついでいます。順調な走り出しですばらしいです。これで第一ステージはクリアという感じですね。次のステージは、マーク模試より少し難しい全統記述模試です。これまた予備校の履修範囲の問題で、どれ...
受験生にみる、二つのマインドセット
先日『「やればできる!」の研究—能力を開花させるマインドセットの力』(キャロル S.ドゥエック著)という本を読みました。このなかで著者は、人を次の二つのタイプに分けて論じています。 (1)自分の能力は石版に刻まれたように固定的で変わらない...
セキヶ原の戦いはいつから?
予備校の教室には、いわゆる「受かる席」と「落ちる席」があるんじゃないかと思っていますが、最近、「授業を聴かない人が座る席」ってのも、だいたい決まってるものだと思うようになりました。 ほかにも席の話では、前の席が埋まっているか空いているかとい...
万全態勢の高3生、満を持してのスタート
先日の河合塾の春期講習では、非常に意識の高い受講生もいました。今日紹介するU君は、「日本史は高3で石黒先生の授業を受ければ大丈夫だ」と思い、1・2年生のうちに英語をばっちりやっておき、満を持して講習に来てくれたそうです。ぬかりないとはこのこ...
南浦和からのメッセージ2011(7)
今週は室町時代に入りました。南浦和では夏期講習「日本史集中講義(近現代)」が締め切りになったようです。抽選に漏れた方ごめんなさい。代替策として、『でる日講義−つながる近現代−』の受講をお勧めします。 <Nさん> 今日からよろしくお願いします...
国司が課税率を自由に決められるようになったのは何世紀?
1学期の講義内容の中で、もっともつまづきやすいのが「荘園」、つまり土地制度史です。教科書を読んでも具体的にイメージできませんし、各用語のポイント(問われ方)もよくわからないでしょう。ある程度用語に慣れている人だと、授業後に「いろんなことが結...
近現代の予習は、去年のおさらいで大丈夫ですか?
開国後のおよそ150年間を近現代と言います。150という数字だけ見ると短く思えるのですが、政治・外交・経済・文化が複雑にからみあう大変密度の濃い時代となっています。一度授業を聴くだけでは、難関大の入試に通用するレベルの理解に達しないことも多...