再チャレンジの人たちとのやりとり(5)

予備校を悩んでいる方からのメールがいくつか届いていますが、
返信が滞っていてすみません。
今までにも同じような質問と回答がありますので、
検索エンジンに「でるとこ攻略日本史BLOG」の後に空白を挟んで、
何かキーワードを打ち込んで探してみてください。

さて、そのワセヨビに通う決意をしたNさんとのやりとりを紹介します。

<Nさん>
石黒先生お久しぶりです。まだ早稲田の社学の結果は出ていないんですが日本史だけでなく全体的に出来ませんでした…先生に対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。通年授業を受講させて頂きながら不本意な結果に終わってしまいました。はっきりいって自分に対して甘かったの一言です。先生のブログに掲載されている地方の受験生よりもはるかに良い環境にいながら受験勉強を要領良く出来なかった自分が情けなくて悔しいです。また私は付属校に通っていたため井の中の蛙になっておりそこから自分が抜け出せなかった事も敗因の一つです。
今後なのですが私はやはり検察官になりたいと強く思っており合格した女子大に行く気はありません。両親は女子大に入学して欲しいみたいですが説得してもう一年受験させてもらうつもりです。本当は先生に笑顔で受験報告をする予定でしたが叶いませんでした。何年浪人して何回先生の授業を受講しても自分自身が変わらなければ結果は同じだと言うことを肝に銘じて早稲田予備校で一心不乱に勉学に励みたいと思っております。そしてしっかり敗因を分析して二度と同じ結果にならないようにしたいと思います。最後になりましたがありがとうございました。落ちた私が言うのもなんですが先生に出会えて本当に良かったです。

<石黒>
Nさん、報告ありがとうございます。
もう一年間がんばる決意をしたからには、
できるかぎり効率よくこなして絶対に勝たないといけませんね。
ご両親を説得してまで取り組むのですから、
かかってくるプレッシャーというのも相当なものになるはずです。
ただ「自分自身が変わらなければ結果は同じだ」
ということに気付いているところは、非常に心強いです。
浪人したからといって
合格できるようになるわけではありませんからね。
むしろ早稲田などの大学では、
受験者は浪人生の方が比率が高いのに対して、
合格者では現役生の方が比率が高いというのが現状のようです。
予備校も遠距離になり通学時間などのハンデが出てきますが、
毎年藤沢方面から高田馬場のワセヨビに通ってくる生徒は、
そのハンデを乗り越えようという気持ちが強いのか総じて決意が固く、
成績にもそれが表れています。
やるからには覚悟を決めてがんばってください。
検察官になりたいという強い気持ちがあるようなので、
それを力の源泉として奮闘してください。