センター試験対策

今日は遠方の方からのメールとその返信を紹介します。この方、先生のあとに「様」ってつけるんですよねえ。非常に照れくさいというか、こそばゆいというか、でも、改竄するのも何なんで、そのまま掲載します。

<Yさん>
初めまして。私は、広島県に住む浪人生です。浪人を機に文転し、日本史を独学で勉強しています。日本史は、センターのみ必要で8~9割が目標です。遅ればせながら、やっと一通り内容を勉強したので、問題演習に移ろうと思っています。そこで、どの問題集にしようかとネットで探していた所、石黒先生様のサイトに辿り着き、先生様の存在を初めて知りました。合格体験記から伝わってくる先生様の人柄、熱心さに大変感銘を受け、興味を持ちました。先生様に出会い、授業を受けている生徒を心から羨ましく思います。宮城TVのフォトギャラリーの40面ノートも拝見させて頂きましたが、本当に素晴らしい宝物ですね。私も先生様に出会いたかったです。本題に戻りますが、問題集を探していた私にとって、サイト内の
<正誤問題専門の問題集はあるにはあるのですが、解説が受験生に必要な知識レベルでは書かれていないのです。入試に出されないことを詳しく書いたら、読者が誤解するじゃないですか!「これも覚えなきゃいけないんだ……」と。模試や赤本の解説も、入試に出ないことを書いていたり、頻出問題を「難問」と書いているものが、たーっくさん存在します>
の部分を目にして、かなり不安になりました。私は問題集は1冊に絞りたいので、選ぶのに慎重になりすぎています。世の中にはたくさん問題集が出回っているので、めまいがします。そこで、先生様の40面ノートを復習の根本にしている姿勢に惹かれ、「あるある正誤問題」を買わせて頂こうかと思っているのですが、これは、私大にも対応しているみたいなので、センターだけの私には向かないのか聞きたくて、この度メールさせて頂きました。センター向けの勉強法も知りたいです。また、172問で6問的中がどれほどのものかなのか賢くない私にはわかりませんが、かなり一生懸命に分析されているので、「あるある正誤問題」が気になって仕方がありません。先生様は難関大専門のカリスマといった感じがして、センターだけの私は馬鹿にされそうですが、どうかどうかよろしくお願い致します。駄文失礼致しました。。。

<石黒>
メールありがとうございます。返信が遅くなり、申しわけありません。

でるとこサイトを詳しくごらんいただきありがとうございます。『あるある正誤問題』についてですが、もちろん、センター試験だけを受験されるYさんのご希望に沿う教材にしあがっています。ご安心してお使いください。私立大にも対応しているというのは、あるある誤文などが、私立大にも有効だという意味です。小問自体はすべてセンター試験の問題を使用しております。

センター向けの勉強法ということですが、正直なところ、センター試験のレベルにぴったりな参考書というのは知りません。私立の難関大向けの細かい内容を覚える必要はない一方で、思わぬ歴史事項が、きちんとした理解をしていないと解けない問題として、出題されています。私立大学の傾向とは少しずれているところがあるようです。たとえば、生活関連とか意外と出ていて驚くほどです。というわけで、とりあえず、センター試験の問題を解いてみるべきだと思います。そのうえで自分の学習と実際の出題状況とのズレを把握すべきです。

ちなみに、今現在、某所でセンター向けの映像教材を撮影中です。放映ルートはまだはっきりとは申しあげられませんが、12月には世に出るはずです。でるとこサイトでの販売ではありません。いずれ、サイトかブログかでお知らせしますので、時々チェックしてみてください。

<Yさん>
先日は質問に答えて下さって本当にありがとうございました。各予備校から出ている予想問題集(模試の過去問を集めたもの?:通称、黒本や青本など)もやるべきなのでしょうか。それとも、「あるある正誤問題」を反復する方法で必要十分でしょうか?以前も申し上げた通り、先生様のサイトを目にして、模試や赤本(センターの過去問)の解説が微妙という事を知ったので、できれば、「あるある」だけを繰り返したいと思っています。そんな私はやっぱり甘いですかね。。。もちろん日本史はセンターのみです。

<石黒>
予想問題集というのは、どこまできちんと予想されているか疑問を感じます。それより、単にセンター試験の過去問を解いた方がよいと思います。ちなみに、同じ問題集を何度もやり直すべきだという考えには、疑問を持っています。英語や数学ならわかるのですが、日本史の場合、なぜ同じものをやり直すんですか?ただし、『あるある正誤問題』の中の「あるある誤文」については、複数回チェックすべきだし、それをしやすいように仕上がっています。

また、赤本の解説が微妙という話ですが、読んでもそのまま鵜呑みにしなきゃいいってことです。

何にせよ、考えることをしなかったら終わりだと思います。

ところで、今読み返してみると、Yさんからのメールに、「172問で6問的中がどれほどのものか」とありました。これにリアクションを返しそびれましたが、これ、数え方間違ってませんかねえ?『あるある正誤問題』のテキスト中の172問の6問って数えるんじゃなくて、2005年センター試験日本史Bの本試験の「36問中、6問的中!」って言うべきじゃないでしょうか?こんな薄っぺらい問題集でセンター100点分が的中するなら、日本史なんて、それこそ3日間フルで勉強すれば、終わるってことですよ?んなわけないじゃん!

ちゃんと腰をすえて日本史に取り組んでくださることを祈ります。