藤沢での文化史特別講座

16日は1日完結の文化史対策講座が藤沢で行われます。
180分授業なので、仏教史しかできないのですが、
受講された方は、これで難関大の文化史の出題水準をつかんで、
他のテーマに生かしてください。
まだまだ美術史や教育史、
学問・思想史に文学・芸能史などありますよ。
テーマ史好きの立教大では、神道史はもちろん、
庭園の歴史、数学の歴史なんてものまで出題してますから。
予算に余裕があれば、
『でる日講義−とことん文化史−』をお勧めします。
先日も「某参考書で文化史を勉強したけどダメだった」
という声を聞いたばかりです。
回り道をするのは悪いとはかぎりませんが、
何も受験で回り道しなくてもいいのに……と思ってしまいます。

そんなわけで、今日は、
その文化史の映像教材『でる日講義−とことん文化史−』の
感想メールを紹介します。

<Kさん>
でる日講義のとことん文化史を購入した藤沢現役館のKです。前回のマーク模試はこの教材に出会ってなく、先生が授業のときにくださるプリントも全くやっていませんでしたので撃沈という不甲斐ない結果になってしまいました。しかしこの教材を使わせて、問題も普通に解けるようになり俄然ヤル気が出できました!いまのところ近現代以外の講義を全て終えました!先生が授業で歌ってくださって儒学者の歌覚えは本当に簡単に覚えられました!

でしょ?
文化史だって理解しながらだったら覚えやすいと思いますよ。
そして、もうおひとかた、Y君とのやりとりを紹介します。
僕の授業を受けたことのない人です。

<Yさん>
Yといいます。いつも読むだけ日本史の教材を愛用させてもらってます!!それでこのサイトと映像教材について知りました。失礼な質問ではあるのですが、この文化史の映像教材は政治史と絡められて作っているのでしょうか?いろんな参考書を見てきたのですが、正直、寺や仏像の名前の羅列でまったく手ごたえを感じません。きちんとどの天皇が~のために作ったなどの説明などもあるかが知りたいのですが…

<石黒>
お問い合わせいただき、ありがとうございます。
『でる日講義−とことん文化史−』につきましては、
もちろん、政治史との関連も含めて講義をしています。
Yさんもお気づきかもしれませんが、
単純に「文化史」といっても、
政治史と切り離して理解することは、非常に効率が悪いです。
確かに、作品名などを
たくさん暗記しなければならない部分もありますが、
当教材は映像の講義がメインとなっており、
文化史用語をテーマ別にまとめた
16枚のプリントも付属いたしますので、
単調に用語を羅列している参考書などとは異なるものです。
こちらのページのサンプルムービーをご覧いただければ、
講義や板書の端々からも、
それらを感じ取っていただけるかと思います。

なお、当教材では
難関大の受験日本史で必要な知識レベルまでを扱っています。
例えば、「○○天皇が××のために作った……」といったことは、
大学受験で出題されることでなければ、
当方では覚える必要のないものとして、
講義では取り上げておりません。
もし、受験のレベルを超えた文化史の知識をお求めの場合は、
ご要望に添えないかもしれません。

<Yさん>
丁寧なお返事ありがとうございます。もちろん入試で出る限りのことでかまわないのですが、なるべく暗記ではなく深い理解をしたいのでそのことを確認した次第です。また自分は浪人生なのですが、現役の時は授業はつまらないと思い、ほぼ独学でしていましたが、今は授業を受ける大切さを痛感し、日本史だからといって内容の薄い暗記は本番になるとほとんど役に立たないことを知りました。そういった意味でこの映像教材は深い理解につながるのではと思い、現在親と交渉中です。

この後、お申し込みいただいたのですが、
あるフォローメールをお送りしたところ、
ご返事をいただきました。

<Yさん>
今ちょうど仏教史を終えて美術史に入ったところです。とてもわかりやすく説明されていて本当にいろんなことがつながっていくのがおもしろいです。本当にありがとうございます!

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