昨日の続きです。
<Sさん>
(前略)読むだけ日本史で赤色の部分は、ピンクの蛍光ペンで、黒の部分は青い蛍光ペンでやろうと思ってますが、40面ノートにでてきて読むだけ日本史に出ていないところは、どうすればいいですか?あとこれ以外になにか工夫したら良いことはありますか?そして山川のノートはただ線を引くんじゃなくてしゃべり勉強と書き勉強どのように使い分ければいいですか?いまいちこれを使った覚え方や勉強の仕方がわからないので教えてください><(中略)
最後にもう一つ、冬季は先生の発展をとったのですが、直前はなにとればいいですか?第1志望は立教の国際経営で、早稲田、上智、青山学院、明治も受けます。立教は石黒先生じゃないのでとりたくないのですが第1志望なのでちょっと不安です。けど先生の12月ごろしか売らないマーチの問題集を買おうと思っています。長くてすみません。
<石黒>
40面ノートにあって『読むだけ日本史』にない用語は、多くはDランク用語です。MARCH以上の大学は必須ですから、決して軽視せずにひろってください。用語のなかみを理解するためには、前近代のDランク用語を網羅した『難関大用語集解』を利用すると早いです。
用語集をいちいち引くのでも対応できなくはないですが、単なる辞書なので、入試における出題ポイントがわかりにくく時間がかかるところが弱点です。また、複雑な土地制度史などは、参考書では理解するのが難しいと思いますので、『でる日講義−経済・外交史(前近代)−』を受講することをおすすめします。外交史や土地制度史のまとめプリントも付属します。
しゃべり勉強のやり方については、ブログで何度も書いていますので、しゃべり勉強関連の記事にしぼりこんだ以下のURLを参考にしてください。
https://derutoko.com/blog/tag/syaberi-benkyo
直前講習「立教・学習院大日本史テスト」では、『MARCH学習院あるあるチェック』の中からごく一部を抜粋して講義します。講座では、河合塾作成の予想問題に当たることができますが、(中略)よって、立教大対策は『MARCH学習院あるあるチェック』を使うのがベストです。講習では、「早慶大日本史テスト」を受講することをおすすめします。
<Sさん>
たくさん教えてくださってありがとうございます。先生の教材買います!!
土地制度、日中、日朝関係史は夏期講習の発展で経済史、交通史は特別講座でとったのですがそれでは足りませんか?(中略)
これから難関大用語集解と読むだけ日本史と山川のノートで勉強しようと思ってますが、同時に問題集もやったほうがいいですか?
それから山川のノートはもちろん復元はしませんよね?><
<石黒>
夏の発展とこの間の経済史を受講したのなら、でるとこ教材では時間をかけて説明しているだけで内容はほとんど同じですので大丈夫でしょう。
それから、学習するたびにその範囲の問題を解くのは言うまでもありません。当然、過去問も同時に解いてください。過去問で8割正解できていなければ、学習したことにはなりませんから。しかし、過去問だけでは出題範囲に偏りがあるため、まんべんなく出題されている問題集を解かないわけにはいかないのです。
前近代のスタンダードな問題集としては、『日本史事始』をおすすめします。
復元をするものは1種類にとどめてください。山川のノートは簡潔にまとまっていないため、復元するのは難しいかと思います。ブログで紹介したK君も、40面ノートほどには復元していなかっただろうと思います。適宜使い分けてください。
このブログやサイトで、受験に関する情報をよく知ってから勉強し始めることをおすすめしていますが、もうそんな余裕もなくなってきました。あまり細かいことにこだわらず、ハイスピードでバンバン進める勢いも必要です。夏まで体育会系部活に没頭していた人なら、そのままの‘気合い’で挑めるでしょうか。
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