近現代は何割取れる?

1学期は別の予備校で通年授業を受けていて、
夏期講習から予備校を移ってきてくれた人が何人かいます。
その一人のI君からのメールを紹介します。

<Iさん>
今日も授業ありがとうございました!先日のブログでお疲れのようでしたので体調を心配していましたが、今日もとてもワクワクする授業でした。お体にはお気をつけください。
授業後に質問し損ねたことがあります。お疲れのところ申し訳ありませんが、質問させて下さい。
板書で、たまに年代の表記が(80)だったり(1880)だったりするのには何か理由があるんでしょうか。今日の授業なら集会条例のところなどがそうです。変なところを気にしてしまってすいません(_ _;)
あと、自学の古代~中世は本番七割を目指すべきですよね。では近現代において、僕はでるとこプラスを受講していないのですが、その場合早稲田の試験では何%くらいを目標とするべきでしょうか。学部は教育と文です。
よろしくお願いします。

<石黒>
近現代はちゃんと理解して聞いたら、実に楽しい範囲だと思います。
ぜひその楽しい気持ちのまま復習をやりきってください。
さて、年代表記の違いですが、あまり意味はありません。
スペースに余裕があると4ケタで書きたくなることが多いです。
また、周辺に年代を書いていない場合も4ケタで書きたくなります。
近現代の場合は1800年代か1900年代しかありませんから、
本当は2ケタだけで十分ですよね。
それから近現代ですが、通年授業と、
『本当にほしかった問題集』を駆使すれば、8割は取れると思います。
そこにオプションの単科講座や各講習などが加わると、
9割が取れるわけです。
ちなみに、文学部よりは教育学部の方が難しいです。

入試で出題される用語を、
出題率の高い順にA~Eの5ランクに分けているのですが、
Cランクまでは覚えて当然の世界です。
ゆえに『読むだけ日本史』では赤字にしています。
丁寧にチェックしていただければ、
思わぬ用語が赤字になっていてびっくりするはずです。
そしてMARCH学習院クラスを狙うためには、
Dランクの用語をどこまで覚えられるかがカギとなります。
さらにその上の早慶上智で高得点を取るためには、
出題傾向にあわせてEランク用語にも手を出したいものです。
というわけで、その辺りについての質問がありました。

<もうひとりのIさん>
先生の「受験生が本当にほしかった日本近現代」をありがたくつかわせてもらっています!質問なんですが、冬期の早慶大日本史でも夏期のプリントの最後のページにあるような40面ノートに追加する単語があるんでしょうか?それとも本当にほしかった近現代のEランクがそれに相当するものなんでしょうか?

<石黒>
問題集を使っていただきありがとうございます。
冬期講習ではどの講座でもノートに追加する用語は出てきますよ。
夏期講習でも、授業の合間合間に新出用語が出てきてましたよね?
それらはDランク・Eランク用語が多いですが、
『本当にほしかった問題集』に掲載されていないものも一部あります。
『本当にほしかった問題集』にあるEランク用語は、
全体のごく一部です。

タイトルとは無関係ですが、
先日、西船橋のT君から九州のお土産をいただきました。
どうもありがとうございます。

湯の花

さっそくお風呂に入れてみたんですが、
目を閉じて温泉に入ってる気分に浸れるか試してみたところ、
想像してるうちに本当の温泉に行きたくなってしまいました。
もちろん、そんな余裕などあるわけないので、
非常にモヤモヤした気分になってしまいました。