福島県の現役高校生からのメール

『でる日講義−アラカルト−』が無事完成しました。
いち早く申し込んでくださったみなさん、ありがとうございます。
予定通り、本日発送いたします。

今日は、福島の方からのメールを紹介します。

<Kさん>
 こんにちは。東北の、ある公立学校に通っている高校3年です。
 先日、石黒先生の評判を聞いてHPを拝見させていただきました。
 そこで、すごい衝撃を受けました。石黒先生の勉強法が、僕が中学校のときから自然に使っていた方法とほとんど同じだったからです。それが「ノート覚え」なのですが、受験間際になって知ったので衝撃とともに、「がっかり」もしました。大手予備校のテキストは何百ページもあるらしく、もちろん学校のノートも断片的なものなので、自分の一番慣れていて得意な勉強法を実践できる「ある程度のページにつめこまれていて、信頼できるノート」がありませんでした。自分でノートを作ることも考えましたが、時間があまりなかったことや情報量が少ないので信頼できそうなものを作れる自信がないということで、断念しました。石黒先生の「40面」を拝見できずに受験に臨むことが残念でなりませんでした。そこで、せめて「聴くだけ日本史」だけでもマスターしようと思って注文させていただきました。もっと早く石黒先生の存在を知っていたとしても、地方に住む僕のような受験生は生で受講したい!と思っても、現実にそうできる人はいないでしょう。生の講義がそこまで充実しているなら、通信販売だってそこらへんのものを使うより断然いいはず・・・
 と信じて楽しみしています。また、独自に通信販売をしてくださっていることを感謝しています。地方はやはり、比較的難関私立あたりに疎く学習環境や情報自体制限されているので不利な面も少なからずあると思います。そこで、このようなサイトが広く知れること、石黒先生の先生が幅広いご活躍をなされることを期待しています。(これ以上活動が広がったら身体一つじゃ持たないでしょうけど・・・)
 駄文失礼しました。読んでくださってありがとうございます。
 「聴くだけ日本史」であと2ヶ月頑張ります!

<石黒>
メールありがとうございました。
まとめ覚えの勉強法や、
出題率に沿ったノート構築などに理解を示してくださり、
僕の方も驚いていると同時に、とてもうれしく思います。

また、『聴くだけ日本史』をお申し込みいただいたようで、
ありがとうございます。
内閣編には「内閣プリント」という、
内閣ごとにできごとをまとめたプリントがついていますので、
そちらでまとめ覚えをすると、定着すると思います。
僕の授業を直接受講しておらず、
まとめノートを持っていないような方からは、
非常に役に立つという感想をいくつかいただいています。
ぜひ使ってみてください。

美術史編の方はCDのみとなっておりますが、
「文化史プリント」という教材が別にあります。
CDを聴いてみて難しく感じるようでしたら、
やはり、まとめを使った体系的な学習が必要になるでしょう。

これからも、derutoko.comでは、
より質の高い教材を作っていこうと思います。
今年度も、入試直前まで教材製作を進めます。
ブログやサイトでもお知らせしていきますので、
よろしかったらご覧ください。

この「まとめ覚え」は、僕が中学の頃からやっているやり方です。
中学の最初の地理の定期テストのために、
B5のルーズリーフ1枚の表と裏に、
試験範囲を全部まとめきったのが始まりなんです。
よくそんな少ないまとめですんだものだと思いますが、
コンパクトにすることが大切だと、本能で感じていました。
同じような人は世の中にはいるものですね。
ちなみに、大学受験のために日本史もまとめましたが、
単なる高校生では、出題データも何もありませんから、
非常に水準の低いデキで終わっています。
このため、
センター試験(当時は共通一次試験と言っていました)には通用しても、
私大の入試には全然歯が立たず、みごとに惨敗しました。

北海道史に出てくるコシャマインの乱・シャクシャインの乱は、
センター試験でもふつうに出題されるので、
日本史をセンター試験だけでしか使わない人も、
それくらいは拾っておいてくださいね。

【追記】
「文化史プリント」は、現在は販売しておりません。