『どこでも史料問題 −音声編−』 本日頒布開始!

知らないコトバを覚えるためには、
文字を見たり書いたりするだけでなく、
音声による記憶効果を利用すべきだと、常々思っていて、
「しゃべり勉強」を提唱しています。
そして、史料を勉強する際にも、
しゃべると良いことがわかっていました。
僕自身、授業で何度も史料をしゃべっているうちに、
覚えようと努力したわけじゃないのに、
自然に史料独特のフレーズが染みついてしまったんです。
ほら、みなさんだったら、
カラオケで似たような経験があるんじゃないですか?
最初は歌詞を見ながら歌ってたのに、
歌ってるうちに、
歌詞を見なくても歌えるようになっちゃったって。
あれは、声に出したからこそ、
自然にコトバが頭に残ってしまったわけですよ。

で、うずうずしてきたんです。
「史料対策のための音声教材を作りたい!」と。

史料問題というと、何よりもまず、
その史料が何について書かれたものかを見破る必要があります。
そこで、史料文の冒頭などを強く意識するわけですが、
冒頭部分が書かれてなくて、
思わぬ部分が出題されてしまうとお手上げです。
もっと怖いのは、ほんの短いフレーズしか書かれてないのに、
その史料が何かを判別しなきゃいけない時です。

で、これまたうずうずしてきたんです。
「ワンフレーズだけで史料判別ができるかどうかチェックしたい!」と。

『どこでも史料問題』は僕としては傑作だと思っているのですが、
やはり、それぞれの史料の解説をつけていないことが不安でした。
早稲田予備校では史料を解説するオプションの講座があり、
そこでは、
史料判別のためのポイントなど、いろいろ生解説しているんです。
しかし、『どこでも史料問題』にはそれがない。

で、やっぱりうずうずしてきたんです。
「各史料のポイントを音声で解説したい!」と。

こうして『どこでも史料問題−音声編−』は生まれました。
上の3つがみごとに融合した教材に仕上がっています。
音声教材ならではのシャッフルモードもできます!

でもね、もうひとつ、作りたくなったものがあるんです。
実際の入試は紙に書かれた史料が出されるんだから、
「入試直結型の、紙媒体の、最終チェック教材がほしい!」と。
そこで、『頻出史料 でるとこチェック』も作りました。
史料の短いフレーズをランダムに並べ、
『どこでも史料問題』の赤シートチェックでは、
うまく出題できなかった問題(たとえば選択問題です)を、
出題したのです。
これでもう、史料判別に強くなることは間違いありません。
普通の出版社じゃ販売しないカタチの教材ができました。
これを使ってフツーの受験生に差をつけて、
受験会場で、ぜひ、「ニヤリ」してください!
詳しくは、こちらをどうぞ。