泣きたくなる早慶難関大の日本史

ワセヨビ東京本校で、この夏最後の早慶向けの授業が続いています。合格者の正解率と自分のそれとの落差に愕然とするせいか、非常にキツイ講座となっています。河合塾にも類似講座がありますが、ワセヨビの方が問題数がはるかに多く、難易度も高いため、こちらの方がキツイようです。予想通り2日目には欠席者がちらほらいました。1学期の復習が追いついてなくて、脱落してしまうのでしょう。もっとも現役生の中には、追いついてなくても歯を食いしばってついてくる人がいます。簡単にあきらめない人たちです。この精神的な強さというのは、受験で勝利するのに非常に重要なもので、受験直前に「最後のあがき」ができるか否かにもつながってきます。逆に言えば、高卒生の中には精神的に弱い人の割合が高く、歯を食いしばれずに脱落してしまう人が多いんです。

脱落してしまった人でここを見ている人がいたら、「自分の精神力の弱さを何かで補う必要がありますよ」と呼びかけたいです。あきらめちゃってるのは日本史だけで、「英・国は高得点を出せるんだぜ」ってのも悪くはありません。ただし、本当に高得点でないとカバーできないかもしれないので、見込み違いをしないように気をつけてください。それにしても「簡単にあきらめない」ということは、受験だけでなく人生としても大切なんですけどね。

さて、そんな歯を食いしばってる2人の現役生からのメールです。

<Mさん>
お久しぶりです。まだまだメラメラ中です。笑 また簡単な質問で申し訳ないんですが糸割符制度が1685年に復活しますがこれは後から出した1641年の中・蘭の糸割符制度をですよね?

<石黒>
それはよかった。口先だけの生徒に騙されることも多いのですが、人前で涙まで流したMさんは、さすがに口先だけってことはないだろうと信じています。糸割符制度の復活はその通りです。長崎貿易でオランダ・中国相手に復活しました。もっともその後、生糸の国内生産がさかんになっていったため、糸割符制度は形骸化しました。幕末にはむしろ生糸を輸出したほどです。

<Tさん>
気持ちが燻らないうちに、と思ってメールしました。今週、早慶の授業を受けて現状との差に驚いて打ちのめされました。最終日は授業に出たくないとさえ思ったほどです。考えが甘かったです。しかし、早慶の授業をとって正解でした。生の授業で高いレベルを知ることができて良かったと思います。過去問を解いた時とは比べ物にならない衝撃を受けることができました。この果てしない差を埋めるべく復元しまくろうと思います!2学期からは友達もレギュラー授業をとるそうなので、彼女に負けないように、そして一緒に頑張りたいと思います!お忙しい中、読んでくださってありがとうございました。

<石黒>
本気で早慶クラスを考えているなら、9割を狙っていきましょう。ちゃんと授業を聴いてノートを覚えたなら、それが可能なのですから。この早慶向けの講座では、正解率の落差に驚くだけでなく、問題の解き方にも驚いてほしいものです。単に知識があって解くのではなく、その問題がどのように作られているかを見極めたうえで、解いていくところを見てほしいのです。そういう機会はなかなかありません。それにしても、「最終日は授業に出たくないとさえ思った」というのには笑いました。それでもよく踏ん張りましたね。そういう精神力を大切にしてください。Tさんのこれからを楽しみにしています。