去年のワセヨビの生徒で宮田さんという人がいました。
英語が弱いと言っていたわりに、
結局は早稲田に3つとも合格した人です。
その宮田さんから、アドバイスをいただきました。
ノートの書き方について、です。
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私は日本史は本当に石黒先生と偉人の話を鵜呑み(?)にしてやっていただけですから、アドバイスといっても何を書けば良いのかわかりません。
むしろ相性の良い先生に出会えなかった英語の方が、自分で考えて勉強法を開拓したと思っていて、そっちをアドバイスしたいくらいなんです。誰か聞いてー、みたいな。
今年度は2年目の生徒が多いということですが、私は幸運にも現役で受かったので、ブログを見て、自分だったらこうするかなぁ、と思う事を書きます。先生、「いやいやそれは違うでしょ」って言うのは即効削除して下さい。
石山氏の見解とはズレてしまいますが、2年目であるならノートは一発本番が良いと思います。そのかわり、プリントは自分で書くことをお勧めします。
私は
・6ミリ罫のノートを使っていたので、プリントと行が揃わない
・プリントの部分だけ紙質が違って、どうしてもプリントの方に目がいってしまう
・自分で書かないとプリントをしっかり見ない
・他人の字より、自分の字の方がなんだか落ち着く
という理由で、プリントを自分で書いていました。下書きと本番に分けて書いて更にプリントも写すとなるとものすごく時間がかかります。でも2年目なら慣れているでしょうから、ぶっつけ本番も可能なんじゃないかと思うんです。
私が難しいなぁと思うのは現役生で、やっぱり時間がないのでできるだけノート製作に時間はかけたくないんですよね。1学期は私もノート作るだけで1日使ってしまっていました。
・授業ノートと清書ノートに分けるか否か。
・プリントを写すか否か。
この2択ずつだと思うんですが、これは各々の性格によると思います。どの科目にしても、大体勉強法っていうのはいくつかのパターンに分けられる。その中から自分に合った勉強法を瞬時に見つけられる人が、いわゆる「要領の良い人」なんだろうなぁと思うのです。
ちなみに私は、1学期は清書していましたが、2学期はぶっつけ本番型でした。
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そうですね。復習の時間を短縮しないと、
いろんなことができなくなってしまうのです。
南浦和の生徒で、
「ノート復元はどのくらいのペースでやればいいですか?」
という質問をしていた人がいましたが、
そんなの時間のあるかぎり何回でもやった方がいいですよ。
すごくなっていけば、アタマの中だけで復元できるんですから。
どうも彼女は、復元にいたるまでに相当時間がかかっているようでした。
似たような質問に、
「私は手で書いて覚える方がいいんですけど、アタマの中で覚えるようにした方がいいですか?」
というのもありました。
丁寧に書かずに、ぐちゃぐちゃに書いたり、
書く必要のない文字を省略して書いたりして、
時間の短縮化をはかっていれば、いいかもしれませんが、
そういう工夫をしなければ、
結局、日本史に時間を取られすぎてしまうと思います。
それでも大丈夫な英語力を持っていれば、全然かまわないのですが。
どちらにしても、早い段階で受験日本史全体を把握し、
普通のやり方では、
6、7割の正解率しか取れないことを知ってください。
いや、言い換えましょう。
普通のやり方では、
英語に十分な時間を割けずに、撃沈してしまうことを知ってください。
この「見通す力」というのは、生涯必要なものなんですよ。