早稲田政経 佐藤君の合格手帳

昨年のワセヨビ生で、AO入試で早稲田大学政治経済学部に合格した佐藤君という受講生がいました。以前に、彼とのそば屋談義を紹介したことがありますが、その佐藤君から大変興味深い写真をいただきました。

3月に佐藤君が校舎に来てくれたことがあって、そのときに受験勉強の記録をつけた手帳を見せてくれたのです。1週間が見開きに収まっている手帳です。そこに小さな字でびっしりと勉強の記録が書かれていて、相当驚嘆しました。ぜひブログで紹介したいと思ったのですが、他人の手帳の写真を撮るのははばかられたので、後で写メールを送ってほしいとお願いしておいたのです。

その写メールが先日送られてきました。これです。

彼からのコメントも紹介します。

手帳の画像お願いされてたのに信じられないくらい遅くなってしまって大変申し訳ないですm(_ _)m ホントすいません>< うまく撮れなくて諦めてましたが、再びトライしてみたら割とうまく撮れました!
この手帳ですが、毎日勉強の記録を取って、横に1日の感想を書いてました。同時に1週間ごとの反省も書いたりして、自分を管理していたつもりです。客観的に見て、よく考えれば意味ないor非効率な勉強なのにそのまま突っ走ってしまう、というのを回避出来たのかなって思います。記録にあるのは、3/1から11/25まで毎日です。夜遅くに失礼しましたゞ

みなさん、どう思いました? 物事をこなすためには、見通しを立てなければなりません。そのためには、自分が1日にこなせる作業量もわかっていなければなりません。そう考えると記録を取ることは大切ですよね? 毎日同じ仕事を繰り返すだけなら、記録も何もいりませんが、大きなプロジェクトはもちろん、1カ月以上かかるような未体験の仕事をこなすためには、1日でこなせる仕事量を把握したうえで、計画を立てなければなりません。本当にきっちり仕事をこなすタイプの人だと、これくらい細かく記録をつけるわけです。

3月に会ったときには「敬語に慣れるために、今度、スポーツジムの受付のバイトをやろうとしてるんですよ」なんてことを言っていました。単なる飲食店を選ばないのは、富裕層に接したいからとのことで、これまた「ぬかりないなあ」と思わせてくれました。大学時代にどんな経験を積むかは、自分で選べるのです。学生のみなさんは、会社に入って身動きが取りにくくなる前に、何をしておくべきかを考えてみてはいかがでしょうか。