再チャレンジの人へ(3)

13日から、いよいよワセヨビの通年授業が始まりました。
どんな一年間になるんだろう……と楽しみです。
そして、そこに去年の生徒のY君とT君が来てくれました。
早稲田で何学部にも合格するという、
実にすばらしい結果を出せた二人です。
西船の現役生にはさっそく二人の入試問題をお見せしましたが、
あの8割、9割という正解率を目標としてください。
そのためには、まず授業をすみずみまで吸収することが重要です。
見せてもらったT君のノートには、
ノートにぎっしりと大量のメモがありました。
上っ面だけの‘単純暗記日本史’とはほど遠い世界です。
入試会場で「一問一答集」を取り出す受験生を見ると、
「勝ったな」って思っていたそうです。
かなり笑えます。
でも、本番ではそういう自信も大切なことでしょうね。

地方で受講できない受験生のためにお伝えしますと、
もし「一問一答集」を使うなら、
設問文まで丸暗記すると良いそうです。
それで早稲田政経に受かった人がいるんだそうです。
もっともそんなこと、一体どれだけの人ができるんだろう?
って思いますけどね。

ちなみに、なかなか早稲田の問題について話が通じる人がいないので、
ついつい長時間話し込んでしまいました。
今年の早稲田社学の作問の裏側なんて、
誰も付いてこられない話です。

……と、前段が長くなりすぎました。昨日の続きです。

(4)問題演習はどのくらいすべきか。

受験生「本屋で探してみても自分のすんでいる近くには問題集はたくさんないので基本は赤本を多く解く事になりそうです。」

石黒「今は書籍を本屋だけで買う時代ではないと思います。そのハンデを乗り越えなければ都心部に住む受験生に、永遠に負け続けます。」

(5)過去問は何年分・何学部分をいつからやるべきか。

受験生「ブログにも書いてあったように最低限10年分はやる必要があると思いました。自分が志望する以外の学部は出来る限りやろうと思います。学習した分野が終わったらひとまず解いてみようと思います。」

石黒「過去問を解くための計画表を作るべきです。解いて復習する時間を考慮して、何問ずつやっていくのかはっきりと決めるのです。そのためには自分が解く過去問が、全部で何問存在するのかを数える必要があります。」

続きはまた明日