上智大学に進学します!

前回につづいて、もう一人あざみ野の高卒生から合格報告をいただきました。

<Y.Hさん>
石黒先生!お久しぶりです。
昨年度あざみ野館高卒クラスでお世話になったY.Hと申します。
この受験を一言で表すと、うまく受からなかったけど、自分にとって最高の結果の出た受験でした。
つい先日まで、早稲田教育と慶応環境情報の2学部の補欠待ちを毎日ハラハラしながら待ってましたが、どちらも来ませんでした。
そのため、上智文学部新聞学科に進学することになりました。
早慶には入れませんでしたが、自分のやりたいことを学部学科だけで比べると、1番やりたいことに近い所に入ることができました。
今年の上智では、令外の官を順番に…というような意地悪問題は出ずに、そのうえ、文化史が近現代を中心に出たので8割ぐらいとれました。運が良かったです。
一方、早稲田の日本史には苦しめられました…教育では、扇谷上杉を扇ヶ谷と書いてしまったり(ちゃんと書けてれば受かったかも??)、文化構想では、藤原氏の荘園群の殿下渡領を難関大用語集解でやったのに本番でできなかったり…
確かに、マーチや上智では、こういうミス(大新聞と小新聞を間違えて選ぶなど)をしても受かってたのですが、早慶は厳しかったので、先生のおっしゃってたことは本当なんだと思い知らされました。(ちなみに、早稲田は日本史のないスポーツ科学部だけ受かりました)
一昨日、高校に顔を出した時に日本史の先生と話をしたのですが、殿下渡領や紀広純、享徳の乱や狩野山楽の牡丹図など、出題カウントの少なめ?の用語でも、教科書や図表に出てるので選り好みせずに覚えるべき用語のようです。一方、陶邑窯跡群跡や土井ヶ浜遺跡などは初耳だったようです。情報「格差」がよく分かりました。それをうまく使い切れなかった自分の甘さも感じましたが…
先生もお気づきだったかと思いますが、夏期講習の早慶大日本史を受けるまで、先生の教育に対する姿勢はすごいな、と思いつつも、授業内容に関しては不満ばかりでした。流れではなく、単なる暗記を位置でやれと言われたものですから。でも、夏期講習で、データの強さを知り、少しづつ先生の授業をそのまま受け入れてみようという気持ちになりました。少し遅かったですかね。率直な感想を言わせて頂くと、やはり、先生の授業は時間のない現役生にはピッタリだと思います。
なんだかんだ言いながらも、最後は先生について行き、上智に行くことができました。1年間ありがとうございました。
聴くだけ日本史で1番ツボにハマったのが、薬師寺僧、景戒!でした。これからも楽しい暗記日本史を頑張ってください。
僕も新しい環境で頑張ります!

合格大学
一般入試
上智文学部新聞学科
早稲田スポーツ科学部
明治大学情報コミュニケーション学部
青山学院大学社会情報学部(全学部入試)
センター利用
立教大学社会学部
現代心理学部
法政大学経済学部
キャリアデザイン学部
成城大学なんとか学部(スミマセン…忘れました)
以上。

追記
先日、八ヶ岳の麓の南牧村郷土記念館に行って来ました。そこでは、水晶を使った打製石器が展示されていて、確かに、水晶はモース硬度10なので硬いから石器に向いてるか!と驚くとともに納得しました。
でも、和田峠とか近いから黒曜石がとれたのでは?とも疑問に思いました。
それと、登呂遺跡にも行ったのですが、歴史的意義が大きく、三内丸山遺跡が壮大だったのでちょっと期待していたら、思ったよりつまらなかったです…まあ、田下駄や石包丁体験などできて良かったのですが…

<石黒>
上智大合格おめでとうございます。早稲田の他学部の結果は意外でしたが、上智大とはすばらしい結果になりましたね。受験から解放されて、大学で思う存分自分の好きな道を進んでください。

聴くだけ日本史-文学史編-