※このエントリーは受験とはまったく関係ありません。
先日、母の80歳の誕生日に何を贈ったらいいかをFacebookで聞いてみました。僕自身は花を考えていましたが、ご年配の方々からは会いに行くのが一番いいとのアドバイスをいただきました。もっとも目ウロコだったのは古い友人の意見でした。『母さん、ありがとう』ソングを作って歌えと言うのです。僕が学生時代に歌を作っていたことを知っている彼女だからこそのアイデアでした。しかも「照れくさくてもやーるーの!」とまで念を押されてしまいました。たじたじです。一応、その勢いに気圧されてチャレンジしたものの、10数年のブランクのせいかなかなかメロディーが浮かびません。結局80本のバラを送りました。
約1週間後に実家を訪れてみると、バラはこんな状態になってました。喜んでもらえたかはイマイチわかりません。
翌日、母を名古屋港にあるフラワーガーデンに連れて行きました。
僕自身は花に興味がないためさっぱりわかりません。しかも母は車イスなので、移動するのは何かと重労働です。僕にとってのわずかなヨロコビはこんなジオラマがあったことです。
園内で押し花ストラップ作り教室が開かれていたので、母へのプレゼントとして一つ作ってみました。するとこちらはえらく気に入ったようで、なんとも複雑な気分になりました。なにせ値段がバラの40分の1ほどですから。
ナゾ展開を見せたのはその後です。「友達用にもう1個作ってくれ」と言い出したのです。渋々作り始めると、さらに3つと言ってきました。誰にあげるのかと聞くと、美的センスの高い人が2人も混じっていて、もう頭を抱えてしまいました。
しかもこちらが必死になっているのに、ふと横を見ると母は舟を漕いでいるではありませんか。教室の先生は「あら、お母様お疲れねぇ」って、いやいや疲れてるのはこっちですって。完全にパシられました。