2014年明治大政治経済学部(2/11)ちょっとだけ解答速報

明治大学政治経済学部で出題された難問を紹介します。

<Oさん>
下線部(ウ)(日本経済は近代的な経済環境に特有の周期的な景気循環を経験するようになる)について、19世紀末から20世紀初頭の金本位制下における経済の説明として誤っているものはどれか。A~Eから一つ選び、解答欄にマークしなさい。

A 設備投資の増加は、資金需要の増大を招くことで金利を高騰させた。
B 生産増は労働市場での需給逼迫を招くことで賃金を上昇させた。
C 好況時には海外からの投資が拡大し、為替は円高となった。
D 消費・投資の縮小は輸入減を通じて経常収支を改善させた。
E 恐慌・不況の過程で生産性に劣る企業が淘汰された。

この問題が出て、私はまず32番ページと33番ページあたりの話だと思って脳内で復元してみたのですが、この問題をどのように解いてよいかわからず、答えを出せませんでした。(勘でDにしました。)40面ノートを何度も復元していたので早稲田第一志望でマーチの正誤でつまづくのがとても悔しくて、石黒先生にこの問題の解法を教えてもらおうと思い、メールさせていただきました。お忙しい中すいません。よろしければ教えてください。

<石黒>
なかなか難しい問題ですね。ダミーの選択肢をもうちょっと調べてからお答えしたいところですが、そうすると時間が遅くなりそうなので、とりあえず正解はCと思われます。単純に言うと、金本位制は固定相場制に近いので、「為替は円高」となりません。いっぽうDは正文です。人びとがモノを買わない=輸入しないとなると、金が流出せず、不況となって物価も下がり、安くなった商品が海外に売れて輸出が多くなる、つまり経常収支が改善します。

早稲田商学部あたりだったら出るかもしれない内容ですね。でも、授業では話しませんでしたし、教科書にも載っていないかと思われます。あまり気にせず、次に備えましょう。

<Oさん>
的確に素早く回答していただきありがとうございます。金本位制と固定相場制が同じような制度と繋げるところまでは考えが回らなかったです。やはり政治経済学部だから、お金関係の難しいものがでるかな。とは思っていたのですが、抽象的に選択肢を書かれると難しいですね。今日のことは引きずらず、復元を毎日しながら、明日からの早稲田に向けて頑張りたいと思います。ありがとうございました!

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