やることが増えて復習の崩壊がはじまっています…

2学期に入ると、その週に習った範囲の復習と、1学期に扱った部分の復習を同時に進めなければなりません。この時期に勉強のリズムをもう1段階上げる必要があるため、先日もそのことに関する過去記事を再放送しました。今日は、具体的な質問が届いたので紹介します。

<Aさん>
こんばんわ。いつも石黒先生のノートには助けてもらって順調に日本史も伸びてきました。志望校は第一に早稲田の文化構想他に早稲田の文学と社会科学、青山の総合文化政策を受ける予定です。
今悩みに直面しています。それは、日本史の復習時間が充分にとれないということです。このブログの記事をいろいろ拝見して解決方法のヒントを探そうと思ったんですが、なかなか自分に合うものが見つからず、思い切って先生に相談することにしました。自分の復習方法は
近現代(その週にやった授業)
(1)ノート清書
(2)枠を自分で作って一週間で量を分けて復習
で文化史も含めて大体1週間2枚程度をしっかりと暗記しています。実はこれはさほど負担でもなくこの方法は自分の中ではベストかなと思っています。しかしここからが悩みなのです。1つは1学期範囲の復習です・・
夏休みを通して、近現代でやった方法と同様の方法で、1周はしました。(文化プリントも含めて)しかし、細かなところだんだんと忘れてしまうのです。それの対策で最初は電車の中でノートを2ページ毎日読むというのをやって、それでも本当に細かいのはなかなか定着しなかったので、ここは一念発起と、ノートを全部コピーして赤シートで隠せるように塗って、それをやることにしました。それで、先週まで丸く済んできたのですが・・・先週僕は先週資料を全然やっていないことに気づき、石黒先生の「どこでも史料問題」を始めました。(中略)
(1)朝の駅までの道の15分間聴く、(2)そしてその範囲をCDを聴きながら読む
という方法でやったのですが(2)に割く時間がなくなって週の途中で出来ない日が発生したうえに、1週間後には忘れてしまったりなかなか定着しません。さらに、どんどんどんどん他教科でやることが増えて赤シートのノートすらやる時間が追い詰められてきて2ページの予定が1ページになったり・・・とにかく復習の崩壊が始まってきています・・・
だからこの二つの事柄についてアドバイスをいただきたいです。
(1)このまま赤シートノートを続けるべきなのか(他によい効率よく細かいところまでできる方法はあるか)
(2)史料集の勉強方法でより効率よく定着できる方法はあるか。
の二点です。赤シートノートはもし他の方法が見つからなければ他教科の時間を少し削ってでもしっかり2ページやろうと思います。(中略)
国語も志望先が文学部系が多いため国語も重視されるのである程度時間を割いています。なので、日本史に割く時間がどうしても少なくなってしまいます・・・でも、絶対に日本史を怠りたくないです。もともと学校でも日本史だけはクラスで上位だったし、日本史は好きだし、なにより志望校に絶対に受かりたいからです!!(後略)

<石黒>
計画的にきっちり復習しているようで、心強いです。

>このまま赤シートノートを続けるべきなのか(他によい効率よく細かいところまでできる方法はあるか)
チェックペン勉強も始めのうちは良いのですが、いつまでも続けるのは効率が悪いです。赤シートで何回かまわしたら、脳内復元をベースにし、どうしても覚えられない部分だけをノートに印や付箋をつけるなどして、重点的に覚えていく方法に切り換えるべきです。脳内復元については、こちらの記事を参考にしてください。
「究極の最速ノート復元 歩き復元!」
習得度によって、うまく使いわけましょう。

>史料集の勉強方法でより効率よく定着できる方法はあるか。
『どこでも史料問題』も、考えて思い出せないところだけに印をつけて反復していくべきです。音声CDは、定着しきれないトラックだけを再生するように、プレーヤーで設定できないでしょうか。

短時間で効率良く進められるよう、工夫してみてください。

どこでも史料問題

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