過去問に関する質問を2つ紹介します。
<Aさん>
(前略)2011年 2月8日の上智の過去問の 大問1の仏像彫刻に関する問題なのですが、短文から時代を選ぶ問題でDの
仏像の素材は、金属・木・土など多様であったが、共通する独特な清新さの表出がこの時代の特徴といえる
の答えの時代が白鳳文化なのですがあたしは白鳳文化の仏像は、すべて金銅像だと覚えていたので 材質が金属・木・土など多様 というところから 白鳳文化という解答に納得がいきません。解答にあるように 清新さ というヒントから 白鳳文化という答えを出せば いいのですか?
<石黒>
すべて金銅像なのは、白鳳文化プリントに挙げられている彫刻に限ってのことです。それ以外の仏像には、当然木像だってあるのですよ。「清新さ」で解いてください。
<Aさん>
資料集などを見ても金銅像以外がみつからなかったので、金銅像だけだと思っていました。解いた時に“清新さ”を まったく気にしないで解いてしまったので 次からは全体をしっかり見て解きたいと思います。ありがとうございました!!
<Sさん>
こんばんは。先ほど2012年の明治の政経の問題を解いていてひっかかるところがあったので質問させていただきます。大問IIIの問7で大津事件に関して正しいものを選べ、という問題でまぁ他の選択肢は明らかに消せて答えも出るのですが、正答の選択肢が「この事件の犯人は当時広く蔓延していた『恐露病』の影響を受けていた」というものでした。僕の中では、「津田三蔵がロシアの皇太子切りつけちゃった!!やばい!!ロシアに攻められる!!」という感じの捉え方だったのですが、、、恐露病って、厳密にいえば何なのでしょうか?また、「恐露病」って記述で出されることありますか?あと、論述の問題で「恐露病」と書いていいものでしょうか?長くなってしまい、申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
<石黒>
Cの判別が推測でできれば消去法が使えるのですが、ちょっと厳しいですね。正解できたのならすばらしいですが、実際には難問です。「恐露病」については、覚える必要はありません。記述で問われることもないでしょう。
<Sさん>
返信ありがとうございます。覚える必要がない、と聞いて少し安心しました笑 入試本番で知らない言葉が出てきても冷静に消去法などで解けるように頑張ります!
最近学校から家の間の電車の中でもノート復元をはじめました。周囲の迷惑にならない程度に、口の中でゴニョゴニョしゃべりながら膝の上に下敷きと紙のっけて書いています笑 復元はまだ一面15~25分かかってしまいますが、50~70分電車に乗ってるので行き帰りに二面ずつやります。この間ようやく前近代が終了したので今日、明日で40面を何周できるか、全力尽くします!あとは最近おろそかになっていた英語も合わせてがんばります!笑
この調子で、あとはどこまで復元のペースを上げられるかですね。もうこの時期になって、「どうやったら復元できるかわかんないのぉ」なんて言ってる人は、ひたすらノートを白い紙に書き写してください。一日にこなすべき量は、政治史7面+文化史3面=計10面 です。政治史と文化史でノートは56面ありますから、このペースでやれば、6日で一週できます。当然、時間はありませんから、白い紙になぐり書きです。1面を20分で書き終えてください。もう、わかりますよね? 簡単な用語だったら全部書かず、口でしゃべって終わりですよ。「それじゃあ自習室でできないよぉ」って言うなら、家でやればいいじゃないですか?「家だとできないもん」って言う人は残念ですが、ゆっくりあと1年かけてください。
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