TwitterやFacebookでは報告しましたが、無事、北アルプス長期縦走から帰ってきました。あまりに非日常空間にいすぎたため、現実世界にもどるのに相当時間がかかりました。2週間ぶりの授業では、あろうことか喉が痛くなってしまったほどです。山では毎日入念なストレッチをしていましたが、発声練習をしていなかったのがいけなかったようです。
詳細な報告をしたいのはやまやまですが、原稿執筆が滞っているため、手が回りません。とりあえずFacebookに簡単な報告を書きました。
さて、その山行中にいただいた質問を紹介します。
<Uさん>
河合塾藤沢現役校で石黒先生の通年授業を受けている3年生です。第一志望は立教の経営学部です。今更ながら石黒先生が出している教材を買いたいと思い、母に相談したところ、予算的な問題で自分が欲しい教材全ては買うことが出来ません。聴くだけ日本史の内閣編は買ってくれるということで自分の貯金でなんとか聴くだけ日本史と問題集を一つずつ買おうと思ってるんですが今からでしたら日本史事始めよりも受験生が本当に欲しかった問題集の方が良いでしょうか?ですが、前近代の勉強はノート復元以外に大学の過去問しか解いてないので問題集などを解いた方がいいのか焦っています。
聴くだけ日本史は過去の質問を見る限り立教は美術史の方が出題傾向が高いみたいですが、買うとしたら美術史の方で大丈夫でしょうか?お返事待ってます。
<石黒>
前近代の範囲の過去問を解いて、平均して何%正解できているのでしょうか。8割に届かないようなら、『日本史事始』で基礎的な問題にあたった方が良いでしょう。一方で、前近代よりも近現代のほうが複雑でつまづく受験生が多いため、近現代こそ問題演習量を増やした方が良いようにも思います。そこは、Uさんが夏期講習の近現代の講座を取っていたかどうか、もしくは学校での学習状況などによって決まるでしょう。
ただし基本的には、過去問だけでは問われる範囲が限定されてしまうため、問題集を使って全範囲を鍛えるべきです。
文化史に関しては、立教大はたしかにどちらかと言えば美術史のほうをよく出していますが、文学史をはじめ他のテーマも油断はできないので注意してください。
<Uさん>
お返事ありがとうございます。過去問は8割行くときはありますがやはり平均するとそこまで達していない状況なので母と相談し問題集をどちらも買うことにしました。
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