昨年「日本史道場」に参加してくださり、早稲田大教育学部に合格したTさんから、講座の感想を寄せていただきました。
彼はしっかり理解しきって吸収するタイプの人だったので、込み入った土地制度についてなどはよく質問しに来ていました。英語が弱いため日本史にあてる時間がとれず、復元の精度があまいところが最後の最後まで心配でした。なので早稲田合格を聞いたときは、ホッと胸をなでおろしました。
<Tさん>
過去の偉人の方々と比べてろくでもない私が、自らの経験を述べることは大変恐縮ですが、自分と同じ境遇の受験生の方に少しでもヒントとなれば・・・と思い、私の意見を書かせていただきます。
単刀直入に申しまして、私は日本史道場に参加することをお勧めします。河合塾生ならなおさらです。なぜなら、先生が厳選した難易度の高い良質な問題を解くことで、知識のアウトプットができるからです。石黒先生の授業では、先生が生徒に質問を投げかけ、考えさせるなどしてくださいますので、授業でもかなり知識をアウトプットすることはできますが(あくまで授業に集中していればの話ですが)、それでも難関大受験に必要な問題量という点では不足してしまっていると思います。かといって、大学受験に適した問題集はなかなかありませんし、日本史という科目の性質上、暗記中心の勉強になってしまっている方もいらっしゃると思います。残念ながら、そのような勉強の仕方でも模試で好成績が取れてしまいますので、難関大でも自分は通用すると錯覚してしまいがちです。その錯覚は過去問を解くことですぐになくなりますが、なかなかこの時期から過去問に取り組みにくいことも事実だと思います。(過去問を解いたとしても、意味の無い解説に失望すると思いますが・・・)
長くなってしまいましたが、そこで、日本史道場です。道場では先生が選び抜いた問題とハーフサイズ模試によって、本当の難関大のレベルと自らの位置を把握することができます。道場での衝撃は、凄いです。そのレベルの高さに苦笑いしてしまうほどです。しかし、捨て問(Eランク単語)以外は今までに習った知識を総動員すると実は解くことができます。これが問題を解くプロセスだと思います。みなさん、ぜひこの「プロセス」を習得してください。難関大(特に早稲田大)では、この力が求められています。先生の解説を聞くと、「良い問題だなぁ~」と思えますよ。知識量を問いまくる某大学とは大違いです(笑)。そして、この感覚は実際に質の高い問題を解かなければ身につけることはできません。なぜなら、簡単な問題なら一問一答のように何も考えずにポンと答えが出せてしまうからです。そのような解き方ですと、ある一定のレベル以上の問題には太刀打ちできません。ですから、道場に「石黒先生からすべて吸い取ってやる!」ぐらいの意気込みで参加してみてください。通常授業ではなかなか味わえない一歩上の世界を体験することができます。
最後に英語が苦手な方にお伝えしたいと思います。私も英語が大の苦手でした。残念ながら、受験では英語が命です。しかし、焦る必要はありません。せっかく石黒先生にめぐり合えたのです。先生のおっしゃられるように勉強し、時間を英語に最大限まわしましょう。そして、日本史で安定した得点を取れるようにすることが重要です。そうすることで、英語に何かあった時も救われることもあります。(事実、私もかなり救われました)
長々と書いてしまいました。すみません。受験生の皆さんは大変辛い時期だと思いますが、気持ちと体調を崩さないように気をつけながら、目標に向かって頑張ってください。
7月15日(日曜)に開催する「日本史道場」は、現在受講のお申し込みを受付中です。問題を解くプロセスを体感したい難関大受験生は、ぜひご参加ください!
モバイル版「日本史道場」お申し込みページ
PC版「日本史道場」お申し込みページ
携帯でごらんの方は、こちらからご登録ください。