早稲田大の商学部では、正誤問題で5つの選択肢から2つを選ばせる問題が出されます。これは2つ完答で1点と思われますが、苦手とする受験生が多いようです。しかし、それなりのレベルに達している人にとっては、それほど難しくは感じないものです。つまり点差を付けられるオイシイ問題というわけです。それがうかがわれるメッセージをいただきました。
<Sさん>
石黒先生こんばんわ。僕は石黒先生とは河合塾での講習や、でるとこ教材でのお付き合いしかないのですが、少し気になったことがあるので質問させて下さい。先日、演習用にとっておいた2011年度の早稲田大学商学部の日本史を解いてみたのですが、とても簡単に感じました。そして実際に答え合わせをしてみたところ、9割近く正解出来ました。この結果は僕の実力がそこそこあると受け止めても良いのでしょうか? それとも、去年の早稲田大学商学部の問題は非常に易化したということなのでしょうか?お忙しい中とは思いますがご返事を頂けたら幸いです。
<石黒>
返信が遅くなり申しわけありません。当方のWebサイトに「早大解答速報」というページがあって、そこに大問ごとの難易度が書いてあります。2011年の商学部についてはこんな具合です。
1やや易、2易、3標準、4難、5易、6易、7易
【難易度の表記について】
<易> 全問正解できる問題です。
<やや易> 1問を除いて、残りは正解できる問題です。
<標準> 2問を除いて、残りは正解できる問題です。
というわけで、9割近く正解できたのは良いことですが、易しかったことも事実です。合格ボーダーは十分超えていると思いますが、油断なきようお願いします。あとは英語・国語の正解率しだいといったところでしょうか。本番では落ち着いて、全力が発揮できるようしっかり準備しておいてください。
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