慶應大でもズバリ的中

実は某所より、慶應大向けの講座を依頼されていて、
その手始めにテキストを作成し始めています。
「あれ? 経済・外交史(近現代)の映像はどうなったんだ?」
と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
例によっていろんなことが同時進行しているのです。

そこで2009年、最新の慶應大の問題を解いたわけです。
そうしたらワセヨビの冬期講習「早慶難関大の日本史」の問題が、
いくつもズバリ的中しているじゃないですか!
スタッフに向かって「いろいろ的中してるぞー」と叫んだのですが、
なんだかスルーされてしまいました。
どうも、でるとこサイトの「ズバリ的中ページ」は、
作るのがやっかいなんだそうです。
しかもちょっと時機を逸してしまいました。
悔し紛れにここでアピールしておきます。

一番はっきりしていたのは経済学部でした。
受験した方にしかわからない書き方になってしまいますが、
IVの問19のエネルギー供給構成比のグラフ問題とか、
同じ問題の東海村の臨界事故の時期とか。
でも一番笑えたのは、IIの問9です。
答えとなる用語は、
古賀政男・榎本健一・大佛次郎・のらくろ二等卒……です。
受講していた人は笑えませんか?
この問題のおかげで、また作問側の内情がはっきりしました。
慶應は日本史が課される学部が少ないので、
問題分析の材料が少ないところがネックだったのですが、
これで一歩踏み込むことができました。
今年の授業に生かしていきたいと思います。

ちなみにこの慶應大向けの教材は、
特定の予備校・塾・高校などに販売されるもので、
derutoko.com で販売するものではありません。
なのであまり詳細を明かせないのです。
今年中にリリースされるはずですが、
また公表できるようになったらお知らせします。