‘大名証人制’よくある落とし穴

今年は早稲田予備校東京校に所沢校の生徒が来ています。所沢校はアチーブメントテストの実施日が他校舎より早いため、オプションの講座でやっている史料チェックが間に合わないことがよくあります。申しわけありません。もっとも、DVD受講の人たちも遅れるのは同じなんですけどね。なんとか改善したいところですが、僕の力ではどうにもなりません。

そうした事情から、こんな質問をいただきました。

<Oさん>
おはようございます。早速ですが質問させてください。文久の改革での妻子の帰国許可はすでに家綱時代の大名証人制で実施されているのではないでしょうか? それと資料の13ページ以降のAランクを(アチーブ)教えてください(笑)宜しくお願いします。

<石黒>
大名証人制の人質の話は、大名の家老の子どもとかのことですよ。大名の妻子ではありません。授業で強く注意していた部分です。よく聞きましょう。

12ページ以降のアチーブの範囲のAランク史料は以下の3つです。
鎖国令(寛永十年令)
海舶互市新例
読史余論

問い合わせの際は、ご面倒でも毎回メールの件名(Subject)に氏名を明記してください。パソコンのメーラーには、携帯のようにアドレス帳から名前が表示されるような機能は備わっておりません。一人一人学習環境が違うため、お名前がわからないと、質問への回答がちぐはぐになってしまうことがあります。

<Oさん>
名前…書き忘れてました(汗)なるほど……また聞きとり不足でしたね。二学期以降はブログを沢山読んだので(本当はもっと前から読むべきだったのですが)作戦はバッチリです!……のはずだったのですがこの前はいきなり録音機を忘れました…。頑張ります!

ところで、早稲田予備校でDVD受講している方は、こうした落とし穴にハマっていませんか? 
ライブ授業にくらべて、どうしても集中力がとぎれがちになってしまうかもしれませんが、いろいろと工夫して乗り越えてほしいものです。去年の受講生からはこんなメッセージもありました。
「ズームインDVDの感想をいただきました」
参考にしてみてください。