今日、25日はワセヨビ西船橋校、あさってはワセヨビ東京校で、無料体験講座があります。どちらも午後3時からです。大学入試の日本史の現状を認識してもらうべく、本当の合格ボーダーや出題内容の意外なギャップ、さらにその学習法を話します。サンプル授業もやります。お知り合いの方にお伝えくださるようお願いします。
さて、そのワセヨビで昨年現役生として受講してくださっていた方からの質問を紹介します。
<Xさん>
こんばんは。東京本校でお世話になっていた昨年現役生のXと申します。突然メールしてしまいすみません。入試結果は日大の法学部には受かりましたが、その他立教、明治、早稲田は落ちてしまいました。
日大しか行くところがないと解ってから日大に行くか迷って何人もの方にご意見を頂いて考えてみたのですが、私にはただ漠然と日大には行きたくないという思いしか生まれていません。迷いつつも心の奥底では浪人を考えてるいることは自分でも分かっているのですが早稲田に行きたいから浪人するという強い思いにはなれていないというのが現状です。私は浪人する上では責任を持たなくてはならないと思うし、今のような生半可な気持ちで浪人生活をしていいものかと焦っています。その気になるには自分自身で奮い起たせなくてはいけないと思っているのですが甘えがあるのか、去年努力をしてこなかったせいなのか、起爆剤が見つからないのです。こんな私が浪人生活を乗り越えるために力とするべきものは何だと思われますか?それともこんなに意志が弱い私は日大に行った方がいいのでしょうか?
石黒先生には去年お話もさせて頂いたこともなく、このような時に相談をさせて頂いていることが大変恐縮です。塾に伺おうと思ったのですが停電で電車が通っておらずこの事を先生に直接お話できなくてメールのやりとりとなってしまったことも大変申し訳なく思っております。どんな叱責でも真摯に受け止めたいと思っております。是非ご指導を宜しくお願いいたします。長文メール失礼いたしました。
<石黒>
たぶん「日大には行きたくない」という気持ちは本物なのでしょう。かといって「どうしても早稲田に行きたい」という気持ちも小さく、このままだと今後も湧いてこないように見受けられます。その気持ちのままなら「浪人→それなりに勉強→MARCH合格」という結果になりそうな雰囲気です。モチベーションの根源となるものは人それぞれですが、定番なものは「自分がどういう人になりたいか」を考えることでしょう。その際に必要となるものが早稲田大学という学歴ならば、それを得るための努力をするのがあたりまえ、となります。負けず嫌いな人だったら、「あいつには負けたくない!」とか「自分はこんなんじゃ終わらない!」などと奮起するものです。一つはっきり言えることは、「自分はどういう人間なのかを考えよう」ってことでしょうね。日大に進むか否かの最終決定をくだすまでの時間的余裕はもうあまりないはずです。Xさんがここでぐだぐだしてしまう人だとしたら、浪人しても伸びる可能性が低いタイプのように思います。仮面浪人して成功する人というのは少ないものです。