あけましておめでとうございます。
『MARCH学習院あるあるチェック』が完成し、
ワセヨビのキツイ授業「早慶難関大の日本史」も終わったので、
ようやくホッとしました。
年明け最初のタームは2日から始まったのですが、
これがなんと藤沢で2コマだけという、
例年にくらべ大変余裕のあるタームとなりました。
これではホッとするのも無理はありません。
でも、そうして気が抜けたら、喉の調子が悪くなってきました。
そんなわけで正月元旦は、大量に睡眠を取りました。
そして2日。
藤沢に行ってみると「早慶大日本史」の講座が、
独特の雰囲気になっていました。
なんと教室の3分の1近くが高卒生だったのです。
横浜や町田から来てくださったのだと思いますが、
去年の通年授業や、夏の講習で見たなつかしい顔が多くありました。
そのうちの1人から、
太平洋戦争の沖縄での死者の数について質問を受けました。
どうも別の校舎の先生の話と、僕が言うことが違うんだそうです。
そう言われても入試で出る数字が肝心ですから、
ここは僕が話した死者数を覚えてほしいと思います。
もちろん、入試に出ないような細かい内容までは必要ありません。
定番と化していますが、本当に入試に出る内容を覚えるべきです。
一方で、こんな質問もありました。
「慶應法学部志望なんですけど、8割得点をめざすべきなんですか?」
と言うものです。
確かに2010年の慶應法学部は難しかったのですが、
他の年は結構得点できます。
7割で受かろうというなら、英語・小論で高得点を取ってください。
日本史しか教えられない僕としては、
日本史で稼げる講義をしますけどね。
明日以降の4日間には、慶應法学部の問題も出てくるので、
そこで、実際の受験者の正解率を紹介したいと思います。
本気で早慶に受かろうとしている人には、
目標設定は高めにするべきでしょう。
※授業後に「佐野常民」について質問をくれた方へ
そういえば、以前に、「大隈重信の後の大蔵卿は誰?」
という記事を書いていました。
ごらんください。笑える話になっています。